【第115話:大百区またつつき推進室巣歌都郎】
休憩中草子に声をかけてきた男たちがいた。
同じ大百区の同期職員でまたつつき推進室の巣歌都郎だった。
「満項は研修受けるの楽しいか」巣家は草子に言った。
巣家も入事課にチェックされたが、同じ区役所だったため甘いチェックだった。
「あたし疲れたわ」草子は重い貞操帯に対して言った。
これらの会話は全て入事課に記録されていた。
「満項は今日は空いているか、研修に来ている同期職員と集まるんだ」
そしてその横にいた利欲性奴撲局の露利射太郎が言った。
「俺の局の女や他の区の職員も来るから満項も来てくれ」
草子は行きたかった。しかし返事はすぐにできなかった。
入事課に逆らうと異動できなくなるためだった。
「わからないわ、都合がついたら行くわ」
草子はそのあとすぐに栗戸利素代に集まりのことを言った。
しかし栗戸はすでにその話の報告を受けていた。
「同じ区の職員や女性職員がいるなら行ってもいいわ」
巣歌がいることで栗戸も納得した。そして行くことを認めた。
「ただしこの職員も連れていきなさい」栗戸は同じ酸年目の男を連れてきた。
「だれですか、この人」草子は栗戸に行った。栗戸は紹介した。
「姦狂局の湖州譜零二、エリート候補で入事課側の人間よ」
「満項、湖州だ。よろしく。今日の集まりには俺の参加するぜ」
「その集まりに2ちゃんねるの書き込み犯がいるはず。湖州がそれをチェックするわ」
栗戸は言った。しかし栗戸の狙いは別にもあった。
【満項はきっとS◎Xするわ、S◎Xするかどうかの報告もさせるのよ】