日本の恥岐阜裏金庁（別称：岐阜県庁）　part7

裏金の入っていた通帳を焼却したという職員がいる。
職員は焼却した口座の金融機関名や口座名義人すら記憶していないという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060904k0000m040111000c.html
ここまで明らかな嘘で馬鹿にされても岐阜県民は行動をおこさないのだろうか。

裏金を個人的に費消した職員は刑事訴追の可能性があるという。
しかし、税金を裏金に回し集団で宴会を開いたり、ゴルフをしたり、親睦旅行に
行く行為は全く問題ないと岐阜県警は考えているようだ。
ここまで警察に馬鹿にされても岐阜県民は行動をおこさないのだろうか。

横領の結果が
わたくしするのは逮捕
皆で使うのおｋでは法の下の平等に反する。
組織的流用の摘発を行わなければ、役所裏金の司法的解決には繋がらない。
わたくしした個人を訴追するだけでは世論が納得しない。

裏金による返還額は１７億円らしいが実際はその何倍もあると考えるのは
県民の素直な意見だろう。
しかし、もっと問題なのは調査委員会が返還金の利息の計算で史上最低と
いう定期預金利率を使用していることだ。
県民が税金を滞納すると生活が苦しくても十数パーセントの利率で延滞金
を徴収される。裁判で敗訴したときでも法定利率の５％の計算だ。
これで計算し直すと１７億は１００億を超える。
ここまで行政とべったりの調査委員会の弁護士に馬鹿にされても岐阜県民
は行動をおこさないのだろうか。

普通、弁護士がその手の見解を発表するときは法定５％だけど
何を根拠に定期預金利率としたのだか・・
個人的な意見としては、重加算税適用率でも良いと思うな。

県民は税務調査が入るとわずかな金額でも所得と認定され、また経費として
認められず悔しい思いをし税金を追徴される。
ところが、職員が裏金で飲み食いした金について税務調査が入ったという話
は全く聞かない。同じ公務員同士なので見てみぬふりということだ。
これだけ税務署に馬鹿にされても（以下略）

これだけの事件が起こると市民団体は決起して県の責任を追及する。
岐阜ではどうかというと知る限りでは新聞記事をまとめ、列車の車窓を撮影し
農業に精を出している。
唯一告発したのが元知事の公職選挙法違反と組合の貸金業法違反というどうでも
いいような事案だけだ。
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/
岐阜県民は（以下略）

検察も堀江や姉歯で忙しいのかもしれないが
県庁裏金の方がずっと悪質だぞ
捜査に踏み切ってくれ

行政当局の不正を明らかにするために県議会には地方自治法上１００条調査権が
認められており関係人の出頭や証言、資料の提出を求めることができる。
これを無視すると罰則もあり、議会は罪を犯したと認めると告発の義務もある。
同じ行政同士で警察が当てにならない今、議会に期待するのは当然だが．．.
岐阜県議会では百条委員会の設置を全く考えず、すでに再発防止など今後のことに
話をすりかえている。
なぜ議会が消極的なのかを県民は知っていながら何もしない。
多分馬鹿にされるのが好きな県民性なのだ。