名古屋市職員酒気帯び摘発
懲戒免職を検討へ
名古屋市は10日、市環境局清掃主事の男性(37)が酒を飲んでミニバイクを運転し、道路交通法違反
(酒気帯び運転)で警察に摘発された、と発表した。
名古屋市は10月1日以降、飲酒運転で摘発された場合は無事故でも、原則として懲戒免職とする方針を
決めている。今回は新ルールの適用後、初のケースで、市は懲戒免職を検討する。
市によると、主事は10月18日午後7時ごろ、上司ら5人と中区栄の居酒屋に入り、ビールを中ジョッキ
1杯とコップ3杯、焼酎の水割りを1杯飲んだ。2軒目の居酒屋でもビール3杯を飲んだ。19日午前零時ごろ、
名東区の地下鉄本郷駅近くに止めていたミニバイクに乗り、自宅に向かう途中、巡回中のパトカーに職務質問
され、呼気1リットル中0・25ミリグラムのアルコール分が検出された。
主事は今月7日に罰金10万円の略式命令を受け、8日に上司に報告して判明した。「悩んで言い出せなか
った。後悔している」と話しているという。
主事は摘発を受けた当日、居酒屋に行く前、同僚の1人に「きょうは車では来ていない」と話していたという。
市は上司の処分も検討する。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061110/eve_____sya_____012.shtml