税金泥棒

近江大橋通行料67万円を着服　徴収係を懲戒解雇

　有料道路の近江大橋（大津市−草津市）の料金徴収業務を滋賀県道路公社から委託されている琵琶湖汽船
（大津市）の元契約社員の男性(62)が、昨年５月から今年３月までの間、通行料計６７万２０００円を着服
していたことが２４日、分かった。
　同公社によると、男性は２００３年４月から料金徴収業務を担当。普通乗用車（通行料１５０円）が通行
しているのに、軽自動車（通行料１００円）の通行や、料金が半額となる障害者割引の取り扱いがあったと
報告し、差額を着服していたという。
　今年３月、同公社が他の徴収係と比べ、障害者割引の取り扱い件数が多いことに気づき、同社に調査を依頼、
発覚した。同社は男性を同月末に懲戒解雇した。同公社は、「被害額が全額返還されたため、刑事告訴せず、
公表もしなかった」としている。（京都新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000018-kyt-l25