着服:とっとり休養センター・レーク大樹の男性職員、31万円を 懲戒免職 /鳥取
◇「弁済し反省」告訴せず−−鳥取市教育福祉振興会
鳥取市の外郭団体、財団法人・市教育福祉振興会は27日、管理運営している保養宿泊施設「とっとり
休養センター・レーク大樹」のフロント担当の男性職員(32)が、入浴代金約31万円を着服したとし
て、26日付で懲戒免職処分にしたと発表した。同振興会の三田三香子理事長は「犯行は悪質だが、本人
は売上金を全額弁済し、深く反省している」として、県警に告訴しない方針。
同振興会は、管理監督責任を怠った花井武人・総支配人(66)を26日付で減給10分の1(3カ月)
の懲戒処分にした。
同振興会によると、男性職員は05年4月2日〜06年6月7日、温泉入浴代金の一部を66回にわたり
計31万3250円着服したという。フロントで販売した入浴券の枚数・金額を収支報告書に実際より少な
く記載する手口で、着服金は生活費の一部に充てたという。
入浴代金は、男性職員のほか2人でチェックしていたが、三田理事長は「緩慢になっていたのが実情で
機能していなかった」とした上で、これまで同施設任せだった書類審査を3カ月に1回実施することを明
らかにした。
三田理事長は「深くおわびし、再発防止に努めたい」と謝罪。男性職員は「取り返しのつかないことを
した。心から反省している」と述べているという。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000178-mailo-l31