西宮市役所　part6

昔、昔、ある町に改革の志高く「有能な」若い市役所職員たちがいました。

「有能な」職員には、まわりが怠け者ばっかりで、上司はバカだと思ったので、
市政を刷新しようと本気で思いました。

志が高い上に本気で「有能な」人に詰め寄られると、
普通の人は相手をするのに疲れて、「じゃあ好きなようにやれば」と
つい言ってしまいました。

今から考えればこれが悪かったのですが、
突然、自分に向かって真っ裸で走ってくる人がいれば
身体で止めるより、思わずよけてしまうものですよね。

おかげで市政を刷新する人たちは、たちまち市の幹部になりました。