ふらっと出て…7カ月放浪 無断欠勤の奈良県職員処分
奈良県は4日、無断で7カ月間欠勤し公務に支障を与えたとして、
財政課主査の男性職員(38)を1日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
男性職員は欠勤の理由を
「予算編成の査定の後、緊張のゴムがぷちっと切れた。ふらっと出て行きたくなった」と説明。
北海道や東北地方を転々と旅し、ホテル住まいをしていたらしい。
県人事課によると、男性職員は今年2月15日から出勤せず、音信不通に。
同月、奈良県内に住む両親が奈良署に捜索願を出していた。
9月27日夕、顔見知りの県東京事務所の職員が中央区日本橋の路上で
スーツ姿で歩いていたのを偶然見つけ、声を掛けた。
男性職員は
「自分の仕事はこれでいいのかと思い、自信をなくした。軽率だった」と反省しているという。
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