修身に学ぶスレ

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第五課 公民の務

郷里を愛するのは人の情であります。我等が朝夕見なれてゐる山や川は、
どこへ行つても忘れることが出来ません。我等は他日市町村の公民となつて、
我が愛する郷里を一そう楽しいよい所にしませう。
どの市町村も市役所又は町村役場を置き、学校を建て、道路を造り、
橋を架けなどして、そこに住む人々の便益をはかつてゐます。
かやうに公共の便益をはかるためには、たくさんの費用が入ります。
其の費用は市町村民が分担するのが当然です。
市町村税を納めるのはその為です。税は進んで納むべきものであつて、
もし納税の期限におくれると市町村の仕事の妨になります。
市町村の規則を作つたり、予算をきめたり、
教育・勧業・土木・衛生等の仕事をしたりするについて、
いろいろ評議するために、市町村民は自分等の中から、市町村会議員を選挙します。
市町村会議員はかやうに公共の事をきめる大切な役でありますから、
これを選挙する人ほよく考へて、よい人を選び、又選ばれて議員となつた人は、
熱心に公共の幸福を増すことにつとめなければなりません。
又市町村の代表者となつて公共の事務をとり行ふ者は市町村長です。
市長は市会で、町村長は町村会で選挙します。選ばれて此の地位につく人は、
それを名誉と思つて、忠実に市町村のために尽す心掛が大切であります。
我等は将来、公民となり、我が市町村のことは我がことと心得て、
納税・選挙の務をはたし、進んで産業を盛にし、風俗をよくするなど、
協同一致して公共のために尽し、我が郷里をりつぱな市町村にしませう。
3非公開@個人情報保護のため:04/08/03 20:23
>>な、あほな
41:04/08/03 21:00
第十七 迷信におちいるな
 
ある町に目をわずらっている女がありました。迷信の深い人で、かねてあるところのお
水が目の病によいということを聞いていたので、それをもらつて来てもちいました。け
れども病は日々重くなるばかりで、何のしるしも見えませんでした。
ある日親類の人がみまいに来て、おどろいて、むりにおいしゃのところへつれて行つて
、見てもらわせました。おいしゃはしんさつをして、「これははげしいトラホームです
。右の目は手おくれになつているので、なおすことは出来ません。左の目はまだ見こみ
がありますから、手術をして見ましょう。これも今少しおくれたら、手のつけようもな
かったでしょう。」といいました。その後手術をうけたおかげで、左の目はようような
おりましたが、その女は、「自分のおろかなため、道理に合はないことを信じて、まつ
たくのめくらになろうとしました。おそろしいのは迷信でございます。」とつねづね人
にはなしました。

(新かなに修正)
5非公開@個人情報保護のため
名古屋市議に諸隈修身という議員がいます。
もろくましゅうしんと読みます。