【ドウジョウスルナラ】海上保安庁 4行動目【予算をクレ】

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>>512
幹部職員は所詮2〜3年で遠方地に転勤していきますので地元に対する配慮はありません。

身近な例ですが、それまでとある地元の漁師がささいな違反をしているのを幹部職員が知りました。
違反自体が誰にも迷惑かけないような「まあ違反と言えば違反だが・・・」というレベルの違反。(具体的な話は勘弁)
例えるならば、自動車を運転していて一時停止の場所で停止線を踏んで止まった、と言う感じですかね?(←一時停止違反です)
我々下っ端職員としてはその漁師の所属漁協との関係もあるし、第一こんなの検挙したって誰も喜ばないので、
とりあえず注意だけにしましょう、と進言したんですが、幹部職員からは「検挙せよ」との御達し。

やむなく検挙、書類送検する。
もちろん漁師仲間からは大顰蹙を買い、それまで長年培ってきた信頼関係は霧散してしまいました。(珍しく仲の良い漁協だったのに)

その後当庁だけの手では手に負えない海難があり、海域を熟知している地元漁師の協力を仰がねばならない事態になりました。
その幹部職員は何の躊躇もなく「地元の漁師に船出させろ!」と下知しました。(この海難に漁協は無関係です)
もちろん漁師に自腹で船を出せとは言えませんし、あくまでお願いレベルなのですがお願いしました。
漁協は「お前ら税金で養ってもらってる海難救助のプロじゃないのか?」と一言嫌味を言った後、漁船を出し見事海難救助を完了しました。

さすが地元の漁師だなあと感心すると共に遠巻きに見てるだけの巡視船が虚しく見えました。
漁船は海難救助が終わると当庁に連絡も無くさっさと帰ってしまいました。(怒ってるから無理も無い)
幹部職員は激怒して曰く「保安庁に結果を報告することも無く帰るとはどういう了見だ!詳細を報告させろ!!」

もう恥ずかしい何のって・・・・