傷害容疑で横浜市職員送検
伊勢佐木署は二十六日、横浜市旭区鶴ケ峰二丁目、横浜市水道局職員石原茂容疑者(49)を傷害の疑いで送検した。
調べでは、石原容疑者は二十四日午後十時半ごろ、同市中区宮川町のスナック店内で、ガラス製のグラスを手に取り、
同市戸塚区内の男性会社員(54)の顔を殴り、顔に十日間のけがを負わせた疑い。
同署によると、泥酔していた石原容疑者は、客として居合わせた会社員に何度か話し掛けたものの、相手にされなかったため腹を立てたらしい。
調べに対し、石原容疑者は「酒に酔っていて覚えていない」などと供述しているという。
店主の女性の一一〇番通報で駆けつけた同署員にその場で取り押さえられた。石原容疑者と会社員に面識はなかったという。
今年四月には、横浜市水道局の別の男性職員(44)が同市中区の路上でトラブルとなり傷害事件を起こしている。
今回の事件について同局は「再びこのような事件が発生したことは誠に残念で遺憾。処分などについては警察の捜査結果をみた上で、厳正に対処する」とコメントしている。
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw040627.htm