>>127 図書館経営における知識+組織人として働ける資質...かな?
図書館は一館のみで動いているのではなくて他の図書館や団体・組織、学校等と協力して動いてるから
場合によっては自分個人の主義主張よりも組織の主義主張に沿えるというのも結構重要。
例えば
自分自身はバリバリのキリスト教だけど勤務する図書館の回りにお寺がたくさんあって仏教関係の本のニーズが多いとなれば
自分の好きなキリスト教関係の本は入れずに仏教関係の本を優先して入れることができ、リファレンスもこなせる、といったような
他の組織との折衝も結構重要な仕事。
同じ行政団体の別部門や地域の個人文庫やボランティア団体、学校や他地域の図書館や博物館・・・
いろいろな思惑のいろいろな団体との絡みの中で「自分の」ではなく「自分の所属する図書館の」スタンスを貫かなくてはならない
本の扱い方や分類記号やリファレンスの技能なんかは実のところ表向きの知識に過ぎなくて、
本当のところは利用者に情報を提供する公共機関であるところの図書館を運営する人間としてどのように考え行動できるか、が重要。
分類記号3桁完全に覚えていていようがどんなリファレンスにもスラスラ答えることができようが
組織の中で働けない人間は司書とはいえない