496 :
非公開@個人情報保護のため:
市原市
佐是、
無職
岡野伸好
一人暮らしの女性の部屋に侵入し、強盗と乱暴を繰り返していたとして、
強盗、婦女暴行などの罪に問われた 市原市佐是、無職岡野伸好被告(27)の
論告求刑公判が二十八日開かれた。検察側は「最もくつろげるはずの自宅で、
被害者を恐どん底に陥れ、甚大な屈辱感を味合わせた極めて悪質な犯行」
として懲役二十年を求刑した。
論告などによると、岡野被告は一九九八年十一月十八日から九九年五月十三日ごろ
までの間、
一人暮らしの女性を狙い、
被害者十人の家に計十一回侵入。かぎのかかっていない玄関や窓から侵入し
「やくざに頼まれた探偵だ。お前は薬物をやっている疑いがあるから調べる」
などと脅し、手足を縛り目隠しをした上で乱暴。さらに現金や時計などを奪う
犯行を繰り返していたとされる。
検察側は、「被害者が二十一歳から三十八歳までの独身女性であり、被害者の受けた恐怖、苦痛、無念さなど精神的打撃は察する
に余りある」とし、現金被害も計六十八万円、時計などが計約三十万円相当に上ることを指摘した。
さらに、論告求刑の中で「一人で部屋にいると夜寝るときも電気とテレビをつけたままでないと不安で眠れない
。いつ犯人が襲ってくるか分からない恐怖を感じる」「犯人が近くで見ているのではないかと外にも出られない」「二度と社会に出て来ないで」などとする被害者側の悲痛な声を紹介した。
弁護側は最
終弁論で、
岡野被告の父親(少年院 職員)
が被害者に対して計二百万円の賠償をしたことを述べ、情状酌量を求めた