「記憶がないので(名前を)答えられません」。
盗みの罪に問われたホームレスの男の初公判が19日、札幌簡裁であった。
男は記憶喪失といい、裁判官の質問に対して氏名や年齢、住所は「わからない」と述べた。
検察側は、男の名前などが不明のため、起訴状に顔写真を付けて起訴。
懲役1年6カ月を求刑し、即日結審した。
冒頭陳述などによると、男は空腹を満たすため今年1月29日夜、札幌市中央区のコンビニ
エンスストアで、弁当1個(470円相当)を盗んだとされる。男は昨年8月、同市の豊平川の
河川敷で目が覚めた時に、それ以前の記憶をなくしていたという。被告人質問では「記憶を
失う直前、もみ合ったような覚えがある。その後は市内でホームレスとして暮らした」と述べた。
「記憶を取り戻す努力はしなかったのか」との質問には「人と話すのがこわかった。
相談しようと建物に入ろうとしたが、すくんでしまった」などと説明した。
ttp://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=4604 (朝日/全文)
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http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1047912000/