◆wBpATEnTi6さんは学年では僕の一つ上ですね。
職場失恋の体験をもう一つ(「プロジェクトX風に」)
あれは2年前の4月だった。新採の彼女と僕は県庁所在地から100キロ以上
離れた過疎地に配置になった。僕は彼女に片思いをしてしまった。社会人になって初めての恋だった。
毎日職場に行くのが楽しくなった。
フラレタ後の自分の対応の不器用さから告白できずにいた。それから時が半年ほど過ぎた。
一月の新年会で彼女に告白する決心を固めた。新年会に喜劇は起こった。
新年会の場で所属長が「彼女は6月に結婚する」と重大な発表を行った。
僕は彼女への思いを胸の中にしまっておくことにした。新年会の晩は一睡も寝れなかった。
告白せずにフラレタの生まれて初めてだったので、ものすごい衝撃を受けた。
続きです。
その年の2月、彼女と僕だけが残業をして残っていた。彼女ほうから
相談したいことがあると行ってきた。彼氏は島にきてからすぐ知り合って、
婚約するまでの交際期間は半年間だったらしい。
「婚約者が結婚したら仕事を辞めろというんですが、どう思いますか?
仕事を辞めろというのなあらば離婚します。」
という相談だった。内心そんなことを決めずに結婚を決めたの思いつつ、
新年会以降、彼女はのろけて幸せそうだったから、僕をからかっているのかなと思った。
「結婚辞めれば〜」という縁起の悪いこともいえず、
「二人で話しあうしかないんじゃないの?」としか言えなかった。
そして6月に結婚式を挙げた。
HNを「島におどるタコ」に改名します。
続きです。それから後から聞いた話であるが、結婚式を挙げて入籍もして
一ヵ月ほどで別居状態になったらしい。
うわさによると前夫のDVが原因らしい。
そして、去年の12月、審判によって離婚した。
終わり?
続きです。
そして、今年になって彼女が離婚してから、
彼女に告白したいという気持ちがだんだん強くなった。
そして、7月の初めに彼女が10月に本庁に転勤になるという
噂を聞き、島にいる間に自分の片思いの気持ちを伝えておかなくては
と考えるようになった。
そして、職場で二人になる機会がなかったので、
禁じ手ではあるが緊急電話番号網にのっている彼女の番号に自爆テロのごとく
「一緒に食事に行こう」と電話して、「離婚して男性不信だから、誘いにのれない」
と断れて、玉砕した。
彼女が10月に本庁に戻るまで自分も恋に対して不器用なので、
造り笑いすらできず、無愛想な態度をとってしまった自分が情けない。
それに比べ彼女の方は大人びていて、職務上必要最低限の会話にかこつけて
話し掛けてくれた性格のいい子だった。
でも彼女は僕がずーと片思いしていたことをしらない。
年賀状にどう書こうか思案中です。