山岳救助隊、山岳レンジャ−隊、レンジャ−部隊等
山岳地を抱えている警察の機動隊には山岳救助隊などを配置して
いるところもある。長野県警の機動隊には山岳救助隊が置かれて
いる。約10名の編成で山岳救助活動を行うときは生活安全部の
地域課の山岳遭難救助隊の隊員として活動を行う。
また群馬県警の機動隊には山岳レンジャ−隊が組織されている。
警視庁や神奈川県警など他県の機動隊にもレンジャ−部隊や山岳
救助隊が組織されているところがある。
ウインチ付きの山岳救助車(オフロ−ド車)、バスケットストレ
ッチャ−、登降器、エイト環、カラビナ、ザイル、ハ−ネス、
ピッケル、登山靴などを装備している。一部の隊員は陸上自衛隊
でレンジャ−訓練を受けている。
なお、有名な富山県警の山岳警備隊は隊員全員、北アルプス周辺
の警察署の地域課の警察官から構成されている。
山岳救助は地域部の所管なので、地域部に山岳救助隊が設置されている
県警もあれば、機動隊に設置されていて地域部所管としているところなどがある。
長野県警の山岳遭難救助隊は県警機動隊の山岳救助隊の隊員が主力となっており
夏期の間は穂高の涸沢に常駐している。
富山県警の山岳警備隊は県警本部の地域課に置かれ、隊員は上市、黒部などの
山岳地を抱える各警察署の地域課に勤務する。
山岳警備隊員は、夏の間は剣沢警備派出所などに常駐しており、一部の隊員は
冬期間も冬山の遭難に備えて、馬場島の警備派出所などに常駐している。
富山県警では山岳警備用のヘリコプタ− アグスタA109Kが配備されている。
防災へりは各県ごとの運用では面積が小さい県などヘリコプターの
運航には狭すぎませんか?
耐検などで機体がダウン中は活動できなくなってしまうし。
できれば総務省消防庁が直接ブロックごとにエリアを決めて運航
した方が効率が良いような。
警察ヘリコプターも同様。
警視庁と北海道、沖縄みたいなところは独立していてもいいですが、あとのと
ころは、各管区警察局単位ごとにまとめて各管区に二つくらいにした方が機体の数
を集められるんじゃないでしょうか?
例えば九州管区警察局北部地域航空隊とか。
幸い警察ヘリコプタ−は機種が以外と統一されているよう
ですから部品管理なんかも思ったより楽だと思うし。
それと山岳救助をよく行う富山や長野、岐阜なんかはそれとは別に三県で合同で
広域山岳警察航空隊を創設するのもいいかもしれない。
そうすれば、だいたい全国に17〜8個の航空隊にまとめてちょうどヘリコプタ−の活動
エリアとしてちょうど良いと思うんですけど。県単位だとヘリコプタ−の活動にはちょっと
狭いような気がして。
海上保安庁に覆面の高速漁船型監視艇があるらしいよ。
どう見ても漁船にしか見えない船らしいんだけど、内部には
暗視カメラや高性能レーダーが備わっていて、
容疑船を見つけると、赤色回転灯を回して追跡するんだってさ。
だけど、どこかの海上保安部の覆面監視艇は、いつも海保の基地の中の
桟橋で巡視艇の隣に係留してるから
地元の漁師には、あの漁船は海保の覆面艇だということが
バレているらしいけどね。
覆面漁船型は〜〜丸という名前だよ。
世界の艦船では隠密任務のため船影が公開されていない
12隻の監視取締艇と紹介されているやつだよ。