海上保安庁は何故国民にシカトされるの?

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狙撃隊はSATの中に編成されているよ。SATが編成されている警察機動隊では。
で銃器対策部隊がある警察機動隊では狙撃隊は銃器対策部隊の中に編成されているよ。
警視庁ではSATと銃器対策部隊の中に狙撃要員がそれぞれいるよ。 但し銃器対策部隊は警視庁でも、特殊急襲部隊とは別組織。
元々、立て篭もり対策部隊(当時は特殊警備部隊または六科中と呼ばれていた。)
が第六機動隊(航空機ハイジャック担当の特科中隊とその他の支援用部隊)と
第八機動隊(その他の篭城事件担当)
に分かれて存在していたんだけど、海保が平成8年ごろ関西空港海上警備隊を
特殊警備隊と名称変更する計画だったので、混同しないように平成8年4月に第六機動隊
のうちハイジャック対策の特科中隊を特殊急襲部隊。それ以外の特殊警備部隊の名称を
銃器対策部隊に変更したんだよ。その時、同時に北海道などにも特殊急襲部隊を創設。
警視庁では銃器対策部隊は第六機動隊と第八機動隊にある。(現在は特殊急襲部隊の予備部隊の
ような扱い。)
また、海保の狙撃要員も特殊警備隊の中にいるよ。
皇宮警察には特別警備隊(特警隊)という名称の機動隊が
あるそうだ。儀礼なども担当している。
皇宮護衛官は千葉県警の空港警備隊(第3空港機動隊)
への出向もあるらしい。

また海上保安庁にも特別警備隊(特警隊)という名称の機動隊が
あるそうだ。

刑務所にも管区機動警備隊という機動隊があるそうだ。

皇宮警察機動隊について詳しいページ↓
http://www.cse.ec.kyushu-u.ac.jp/~lt300013/special/guard.html

海上保安庁機動隊について詳しいページ↓
http://www.cse.ec.kyushu-u.ac.jp/~lt300013/msa/msa.html

法務省矯正局機動隊について詳しいページ↓
http://www.cse.ec.kyushu-u.ac.jp/~lt300013/special/prison.html
海保の特殊警備隊(SST)と海自の特別警備隊の能力の違い

海保の特殊警備隊(SST)の能力=海自の特別警備隊の能力
−(パラシュート降下能力)−(上陸作戦支援・陸上沿岸山岳地域偵察能力)−(野戦能力)

+(語学能力;SSTは各隊に中国語、朝鮮語の通訳官経験者在籍)
+(救急能力;SSTは各隊に消防学校救急標準1課程修了者在籍)
+(各種船舶内検索装備:銃器、薬物、密航者捜索用と強取された船舶の探査装置)
  例:(光ファイバースコープ探索装置、各種集音装置、シリウス生命反応探索装置、レーザー照射集音装置など)

シリウス生命反応探索装置とは特定の周波数の電磁波を壁などにあてて、反射してくる電磁波の
周波数と発射される周波数の誤差からコンクリートや鉄鋼の向こう側の心臓の鼓動を
探索する装置

レーザー照射集音装置とはレーザーを窓に当てて反射してくるレーザー波と発射したレーザー波
の誤差を測定して何百メートルも先の窓ガラスの向こう側の室内の会話を盗聴する装置

海保のレスキュー隊(特殊救難隊)とSSTの潜水器材の違い。
SSTの潜水器材は密閉式器材を使用。

海保のレスキュー隊(特殊救難隊)とSSTのヘリコプターの降下法の違い。
特殊救難隊は海面への飛び込みとリペリング降下を併用。
SSTはファーストロープとリペリング降下と
ロープを使用しない低高度による船舶への一斉移乗を併用。

こんなところか?
普通科小隊長は三等陸尉(ルテナン)で機動隊小隊長も警部補(ルテナン)
大型護衛艦の艦長は一等海佐(キャプテン)で大型巡視船の船長は
二等海上保安監(キャプテン)

艦上勤務では旗艦の艦長の袖章や肩章の階級章は4本線。
海自も海保も一緒。

アメリカ沿岸警備隊の長距離カッターの艦長(海軍の駆逐艦クラス)でも
階級は大佐(沿岸警備隊では大型艦の艦長だから)
世界の沿岸警備隊は概ね下のような3つのパターンに分かれているようです。
(1)ヨーロッパ大陸型
   軍である憲兵隊海上部隊や警察軍海上部隊が内務省指揮下で、
   また内務省の国境警備隊海上部隊が海上犯罪取締り、領海警備を担当。
   運輸住宅省(運輸建設省)の指揮下で海軍部隊が海上交通監視、管制、
   海難救助、海洋汚染防止を担当。
   簡単に言えば陸・海共通のパラミリタリー(警察軍海上部隊、国境警備隊)の海上部隊が
   海上警察業務を、
   海軍部隊が運輸省指揮下で海難救助、油防除、海上交通安全行政を担当。
   (フランス、ドイツ、ロシアなどのヨーロッパ大陸諸国)
(2)英国型
   沿岸警備庁(沿岸警備隊司令部)の指揮下に海軍部隊が派遣されて海上警察業務、
   海難救助、油防除などのすべての沿岸警備隊関係の業務を行う。
   ただし、海浜地区は警察の水上警察部隊が担当。(イギリス、オーストラリアなど)
(3)米国型
   パラミリタリー(海上専門の准海軍)の沿岸警備隊、または海上警察が平時は運輸省、
   内務省、海洋水産省などの指揮下で海上警察業務、海難救助、油防除などのすべての
   沿岸警備隊関係の業務を行う。有事においては統合参謀本部の指揮下で海軍補助部隊
   として海軍の作戦の補助を行う。(米国、タイ、韓国、日本、台湾、フィリピンなど
   のアメリカの影響を受けた国で多くみられる。)
   (3)のパラミリタリー(海上専門の准海軍)は(1)のパラミリタリー海上部隊と比
   較すれば大規模な編成になることが多いようです。もちろん海軍ほどではありませんが。

日本のJCGも諸外国では(3)のパターンの准海軍である海上警察部隊と認識され
ているようです。