【全国 水道局(下水道局) 2杯目】

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非常勤職員も最低賃金を  自治労、春闘で初要求へ

経済低迷で増えている自治体の臨時・非常勤職員や業務の民間委託先で働く
従業員の賃金が不当に低く抑えられているとして、自治労は使用者側に要求
する自治体労働者の最低賃金の対象者にこうした臨時職員らをはじめて含
めることを決め、金額を14万9200円に設定した。
自治労が01年に臨時・非常勤職員1万人を対象に行ったアンケートでは、
女性が9割を占め、平均年齢は41歳だった。平均給与は臨時職員が11万
7千円、非常勤・嘱託は15万7千円だった。また、02年11〜12月
に実施した業務委託先など公共性のある民間で働く約1600人へのアン
ケートでは、平均年齢41.2歳で平均給与は29万円だった。一方、
40歳の正規地方公務員(行政職)の平均賃金は36万円(01年総務省
調べ)。
こうした実態を踏まえ、正規地方の高卒初任給の平均に相当する金額を
最低賃金として要求することにした。

2003年2月1日 朝日新聞