お前ら物品購入や修繕などはどうしてますか?

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今回は事務用品を使った裏金づくりの話です。 
はっ? 事務用品を使ってどうやって裏金作るの?と思いますよね、普通なら。でもお役所では、事務用品がお金に化けてしまうのです!
まあ、方法は、いつもお話ししているように、極めてシンプルです。
 ただ、今回は、本題に入る前に基礎知識が少々必要かと思いますので、少しの間、おつきあい下さい。
 普通、役所が物品を買うときは、会計課みたいなところへ、「これこれが欲しいから、買ってね。」といって発注書を渡します。
そして発注書を受け取った会計課は、その物品を扱っている業者を数社集めて入札を行い、一番安い価格を示した業者から購入する、という手続きを取ります。
えっ?それならいいじゃん!と思ったあなた! お役人様が考えるシステムは奥が深いのですよ。
 私が「普通」と書いたのは、当然ながら「例外」があるからなのです。
 じゃあ、鉛筆1本買うのに、いちいち、会計課に発注書を渡してたら、お忙しい(?)お役人様の手を煩わすことになりますし、発注書をもらう会計課のお役人様も、呼ばれる業者さんも、いくつ体があっても足りません。
 そこで、「事務の効率化」を図るために、一定金額以下の定例的な事務用品(プリンタートナーなんかです)の購入は、その単価を年度の初めに会計課で入札で決めて
(プリンタートナーについては、今年は★★事務商店さんが1本1万円で納品しますってな具合です)、発注は必要な時にそれぞれの部署が業者さんに「トナー50本持ってきて」と電話で発注できるシステムを作りました。
 納品の確認も、発注した部署のお役人様が行い、支払伝票を切るわけです。実際の支払い時は、会計課が支払伝票をチェックするのですが、支払伝票にその部署のお役人様の「ちゃんと納品されました。
 「押印」があれば、実際に、トナーが50本納品されたかなんて、いちいち確認はせずに、支払いをします。
 このあたりで、ピンときた方は、もう裏口マスターです。まだ、おわかりにならない方は、少し考えてみてください。