>>156 >“食法”への戒め「肉はたべるな!」とかのお話でしょうか?。
「釈迦自身が諸種の食法」自体を読んだことはありませんが、初期仏教には「肉食への規制」はなかったと伝えられていますから
現代で言う食教のような話ではないでしょうか
その「食法」を教えた後に「他所では用いない」と教えているのですから、
例えば「牛は神聖な生き物だから殺さないしその肉も食べない」という地域では
それに随った食生活をしなさいと言うことでしょう
>この場合、あなた方の教義内容は会席としてなら良しとして、食べることはダメといっているようなものですよね。
それは違いますね
「仏法の根本の法理に違わないかぎり」の条件を「肉食禁止」のことと例えれば、
「会席としてなら良しとして、食べることはダメ」と言うことは無く、「会席で食べることもダメ」になります
「方口食」は出家者が食を得る方法として禁止されてることで、
「富裕層に近づいて彼らの為に便宜を図ったりすることによって食を得ること」ですから、
言ってみれば、出家者と権力者の癒着を禁じていることです
「食法餓鬼」は「法を食する餓鬼」の意味で、「方口食」等を行う出家者を批判した言葉です
どちらも「社会のなかでお付き合いとしとの社交の会席」のことではありません
釈迦の説いた「諸種の食法」に「食を得る方法」として「方口食」と同様の禁則があっても不思議ではありませんが
肉食を規制した話や出家者以外に「方口食」を禁じた話は無いでしょう