公明がおかしいのはもうよ〜く分かっている。
問題は、なぜその公明に対して腹が立たないのか、その公明を支援し続けられるのか、という点。
こういうの与同罪って言うんだよね。
池田氏:創価学会というと、すぐに公明党と見られがちです。その公明は自民と一緒になってます。
一般の方々は学会も同じように、つながってしまっていると思われかねません。
そのように思われることは学会にとっては非常に迷惑なことです。心ある会員にしかられます。
また離れていきます。そこで、創価学会の主体性を明確にしておかないと、内部的にも納得を
得られないと思って発言を多くするようにしました。
私たちは、公明党を支援するために信仰しているのではない。宗教は人間と人間との心の連帯です。
もはや党派性の時代ではない。それでは必ず行き詰まる。あくまでも人間です。
人間のための、人間による宗教活動を、私たちは進めていきます。
(2001・9・25毎日新聞インタビュー)