>にっし〜クン
えーと、ここを見てることがあまりにもはっきりしちゃったので、こっちでレスしようっと(笑)
即反論が来ちゃいましたもんねぇ(笑)
それで、昭和38年6月7日の衆議院文教委員会22号 発言番号132、
文部省初等中等教育局長、福田繁政府委員の答弁から引用します。
>引用開始<
教科書無償につきましてはすでにこの三十八年四月に入った一年生に対しまして、昨年の法律に基づ
きまして無償を実施しましたことは御承知のとおりでございます。三十九年におきましては、すでに
通過いたしました三十八年度の予算に計上いたしております二十七位田余りの予算によりまして、一
年生から三年生までの無償を実施する。こういうような計画になっております。それからそれ以後の
問題でございますが、これはこの法案ではその範囲は政令できめるということになっております。こ
れは将来の予算の問題でございますのでそうなっておりますが、総理の本会議での言明によりますと、
四十年以降は少なくとも小学校の四年、五年、その次は小学校の六年と中学校一年、それから最後に
は中学校の二年、三年というように大体年次計画をもって進めて、そうして当初から五年以内には完
全に無償を実施する、こういうような御言明があったようでございます。そういうように私どもも計
画的に考えております。
>引用終了<
社 会 党 (当時)の受田新吉議員の質問に答えたものですね。
もう既に、構想もあり、昭和39年から5年間(恐らく予算年度でしょうね。)ってことは、昭和44年に
終了という計画を立てていた証拠です。
で、首相が「5年度計画」と公約したことに対し、それを縮められなかった公明党が、どんな働きかけを
したのか明示してもらいましょうか?
追加として、もう一つ、段階的な政令について触れている答弁を紹介しましょう。
昭和39年2月6日ですけど、参議院文教委員会4号発言番号4番ですね。
文部大臣官房会計課長 安嶋彌氏の答弁です。
>引用開始<
義務教育一教科書費でございます。明年度三十五億円余を計上しております。これは昭和四十年度
小学校の一年――五年に入学あるいは進学する児童の前期用教科書と、それから三十九年度小学校
一年――三年転学児童分の教科書でございます。四十年度小学校一年――五年児童の後期用教科書
に対する国庫負担金につきましては、これは四十年度の予算に計上する予定でございます。
>引用終了<
昭和41年にも同様の答弁が文部大臣会計担当課長 岩間英太郎氏によってなされ、42年度の予
算委員会には「政令の定めがあったのに、大蔵省から1年ストップがかかった」という答弁が、文部
省初等中等教育局長、齋藤正氏によってなされています。
さて、昭和44年に申し入れをした公明党の働きかけ、とやらが、これまでの答弁ならびに昭和41
年2月28日、衆議院
予算委員会第1分科会における齋藤氏の
>引用開始<
教科書無償に関する法律につきましては、御承知のように、経過的には政令の定めによって進行する
ことになっております。そこで、私どもといたしましては、予算を要求いたしましたときは、四十二
年度には義務教育の課程を全部実施して、そして所要の政令の改正ができるということを期待したの
であります。
>引用終了<
という答弁に、どのように影響を与えているのか立証してください(笑)
できなければ、「公明党が申し入れようがどうしようが」教科書無償化は段階的に実施されたってこと
です(笑)
憶測は不要ですよ、(多分)実務的には使い物にならないであろう法科大学院生さん(笑)
この会議(昭和41年2月28日予算委員会第1分科会)、無償化推進という観点から行けば、実に
おもしろいですよ。
昭和42年には達成されるはずだった無償化が、41年の翌年予算段階でストップ、42年でも大蔵省の
段階でストップ、大臣折衝で中学一年生分だけ前進です。
>引用開始<
したがって、審議会の答申も、数年のうちに教科書の無償を実行する、法律にも、いつまでにやると
いうことは明記してございません。毎年予算措置を講じ、方針をきめて、きまったことを政令で公布
することになっておりますので、したがって、昨年は小学校六年までを実施することになり、六年を
やるという政令を公布し、今年は中学一年までやる予算措置ができましたから、中学一年の実施の政
令を公布するわけで
>引用終了<
同会議、文部大臣中村梅吉氏の答弁です。
これによって、政令が逐次改定されたことは明らかです。
ああ、それからねぇ、最初のエントリでえらそうに述べてましたねぇ。
>当時、公明党は衆議院に進出して間もないというか、結党間もない政党。それに対して社会党は?
>これなら、完全実施を勝ち取ったのは公明党であると云っても、全然嘘にはならないだろう。
俺が引用しているだけで、社会党議員3人の漏れがあります。引用していないものも含むと、3〜4人
の社会党議員について漏れがあります。
このような杜撰な調べで、
>それに対して社会党は?
などと大見得を切っている辺りが、救いようがないというか何というか...(笑)
それから、何かの書名を引用していましたが、その本を読めば、「公明党の働きかけによって、
大蔵官僚が教科書無償化に関する予算を分捕った」証拠にでもなるのでしょうか?
なるというのであれば、該当部分を引用して論を進めましょうね。
著者が飯島元秘書官だったらどうなのでしょうか?「事大主義」の学会員らしいと言えば言えるん
でしょうけど(笑)
>まぁ、上記の本を出したら、「その時の担当主査は誰?」等のツッコミがあるかとは思うけど、そりゃ訊く相手が違うやろw
そんな稚拙極まりないツッコミはしませんよ(笑)
上記にも書きましたが、繰り返して差し上げましょう。
「その本の中の、どんな手法を使って、公明党が大蔵官僚に働きかけたの?」です(笑)
それでは、ご自分の結論の正しさを論理的・合理的に証明しましょうね(笑)
できなきゃ、「創価大学法科大学院」のレベルってのはそんなもんか、ということにもなりかね
ませんよ?(笑)