2 調査結果の概要
http://www8.cao.go.jp/survey/h11/yakubutsu/2-1.html 薬物に関する意識について
(1) 薬物名の周知度
最近,乱用が問題になっている薬物について,知っている名前があるか聞いたところ,
「覚せい剤(エス,スピード,シャブ)」と「シンナー」を挙げた者の割合が, それぞれ93.3%と高く,
以下,「コカイン」(84.4%),「モルヒネ」(80.8%),「ヘロイン」(80.2%) などの順となっている。
(複数回答,図1)
http://www8.cao.go.jp/survey/h11/yakubutsu/images/zu01.gif 前回の調査結果 (平成8年7月の調査結果をいう。以下同じ。) と比較して見ると,
「コカイン」(88.7%→84.2%),「モルヒネ」(90.3%→81.7%),
「ヘロイン」(86.8%→80.7%)を挙げた者の割合が, それぞれ低下している。
都市規模別に見ると,「覚せい剤(エス,スピード,シャブ)」,
「コカイン」, 「モルヒネ」,「ヘロイン」を挙げた者の割合は大都市で,「シンナー」を挙げた者の割合は大都市と小都市で,
それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「コカイン」,「ヘロイン」を挙げた者の割合は男性で, それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「覚せい剤(エス,スピード,シャブ)」を挙げた者の割合は15歳〜19歳, 20歳代,30歳代で,
「シンナー」を挙げた者の割合は15歳〜19歳,30歳代,50歳代で,「コカイン」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,
「モルヒネ」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「ヘロイン」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
( 表1,
http://www8.cao.go.jp/survey/h11/yakubutsu/images/hyou01.csv 参考1)
http://www8.cao.go.jp/survey/h11/yakubutsu/images/2_1-1sankou.csv