以前からホログラムによるホログラフィー御本尊の提唱を私はしていた。紙幅や木は平面で
2次元的描写しかできない。日蓮所縁の御本尊さまが八葉院に似ているのはみなご存知の通りだが、
諸仏の位置関係がこれでもはっきりしない。3次元の立体をどう書いても平面には表現しきれないし、
紙幅や木が1万年も保存できるとは思えない。
日蓮宗 現代宗教研究所 所報第36号:165頁〜 研究ノート
現代科学から四十五字法体段を考える|仏陀と成仏を求める過程において|齊 藤 朋 久
http://www.genshu.gr.jp/DPJ/syoho/syoho36/s36_165.htm C『此れ即ち己心の三千具足の三種の世間なり』|(教法観)、の聖意である。己心の三千具足
は無相霊在の本体界であり、その内容を具現する三種世間は本覚仏の生命表現の世界観である。
三種の世間を三千具足と別に重ねのは、前者が暗在系であり、後者が明在系となるからである。
以上を久遠本仏の無作三身観から述べると、三種世間は無作の本仏の一身が、国土世間は法身、
五蘊世間は報身、衆生世間は応身として顕現していると見る義となる。ここで、「己心の三千具足
の三種の世間なり」と云う、心に宇宙総体が具足し、しかも宇宙のどの部分も互いに他の部分を
互具し合っているという宇宙モデルの中で、現代において著名なものは、「ホログラフィー宇宙モデル」である。
(ホログラフィー Holography 一念三千 十界互具)
*さてモデルにする御本尊だが・・・。