>7年以内に死亡という結論はちょっと飛躍しすぎてわかりにくいです。御書や大辞典に記述がある
>など、「証拠=死亡」と結論づけた理由をもう少し教えていただけないでしょうか。
私の書き方の問題等で分かり難かったのかも知れませんが、実は簡単な事です。
開目抄の当該の文章に「順次生」と言う用語がありますが、これは「今世の次の
未来の世、次の生のこと」です。(戸田城聖氏著、池田大作氏補訂、「日蓮大聖人
御書十大部講義 第三巻 開目抄 下」に、このようにあります。私は、このような
書籍も持っております。もっとも、古本ですから揃ってはおらず、欠損しているものも
沢山あるのですが。なお、仏教哲学大辞典にも同様の解説があります。)
これで、お分かりになるのではないでしょうか?
一応、同書(十大部講義)から当該文章の「通解」の部分を引用しておきますと、
「第二に順次生に、かならず地獄へ堕つべき悪業の因縁を持っているものは、
現世に重罪をつくっても現罰がない。一闡提人はこれである。」となっています。
これと「顕現の時期」との整合性を図るなら、先に私が述べたようになるはずだと
思いますよ。
一度死んで、「次の生」で(謗法行為より七年以内に)仏罰が出るわけですからね。
以上、お分かりいただけたでしょうか?