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名無しさん@お腹いっぱい。:
法華経の成立過程
梵本の法華経の成立過程を考えると、一番かまびすしく言われることがある。
それは『薬王菩薩本事品第二十三』から『普賢菩薩勧発品第二十八』までに相応する梵本が、後から付加されたもの
漢訳法華経によって最後の7品の順番が違う。
章の順番に相違がある
・嘱累品と普賢菩薩勧発品のどちらも最終章になりうる
・『妙法蓮華経』では嘱累品で還帰するはずの多宝如来が、それ以後も登場する。
・問題の6品は重偈(散文と同じ内容を繰り返す韻文)がなく、『如来神力品第二十一』までと異なる。
そのような理由から、『妙法蓮華経』の底本となった梵本の更に原型には、『薬王菩薩本事品第二十三』〜『普賢菩薩勧発品第二十八』の6品(章)に相応する梵本がなく、それらは後から付加されたと考えられるようだ
と、法華経の成立自体に問題があり
法華経は後の僧のねつぞうと言うのが仏教史の定説