http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00001029-mai-soci 28日午前6時半ごろ、さいたま市浦和区仲町1の参院選埼玉選挙区の民主新人、嶋田智哉子候補(41)の選挙事務所で、机などに保管していた
選挙資金など計約300万円とパソコン7台が盗まれているのを事務所に出てきたスタッフが発見、通報した。また同6時50分ごろ、同市大宮区仲町の比例代表の民主新人、
家西悟候補(44)の選挙事務所でも、現金2万円とノートパソコン2台やデジタルカメラなどが盗まれているのをスタッフが見つけ、届け出た。いずれもドアをこじ開けられており、
手口も似ていることなどから浦和、大宮両署は民主党の選挙事務所を狙った連続窃盗事件として捜査している。
調べでは、嶋田候補の事務所はビル2階にあり、現金を机の引き出しなどに分けて保管していた。事務所にあったパソコン8台のうち
ノートパソコン6台とデスクトップ型の1台が盗まれたという。
パソコンには支持者数千人分の氏名や電話番号、候補者の日程などが記録され、保存されていた。事務所のスタッフが同日午前0時15分ごろ、
鍵を掛けて帰宅した。荒らされた机付近には、
ドアをこじ開ける際に使われたとみられるバールが落ちていたという。
家西候補の事務所はビル3階にあり、27日午後9時ごろにスタッフが鍵を掛けて帰宅。翌朝、同じスタッフが事務所に出てきたところ、
ドアがこじ開けられていたという。盗まれたノートパソコンには支持者のデータなどは記録されていなかった。【小原綾子】(毎日新聞)