554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
公明が負け、池田が死んだのは自分達の信心が足りないからだ。
そう考えた信者はパニックになり各地で問題を起こし始めた。
学会会館でのいざこざや、幹部に詰め寄り暴力沙汰を起こし
公明に投票したかと友人たちを恫喝したり
信者ではない親族に「おまえのせいだ!」と理不尽な言葉を吐き、顰蹙を買った
それでも気の紛れない過激な信者は自殺した
これら事件のほとんどは創価の力で報道には載らなかったが
一部の週刊誌はこの騒動を詳細に伝えた
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 19:37:42 ID:MWOrrSYx
そして一つの山が訪れる
某有名女性お笑い人気タレントが自殺したのだ。
だれもが知る、この有名タレントは週に何本もの番組を抱えていたために
その影響は大きく、それまで創価問題に関心の無かった層まで
知れ渡る結果となった。
番組は穴が空き、別番組が当てられ
明らかに不自然な空気が流れた。
なぜ自殺したのかを明確に既存メディアは取り上げなかったからだ
もう、これを取り上げない訳には行かない
ここにきて、テレビ局は重い腰を上げた
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 20:01:27 ID:MWOrrSYx
創価問題をどう扱うか?だった。
批判は避けたいが、創価に都合のいい内容にするのは嫌だ
それは長い間の創価に加えられた圧力への恨みだった
そこで、創価に批判的な創価ウォッチャーを掻き集め
討論形式に番組を構成することにした
しかし、後のクレームを恐れた局は創価の論者も番組に出演させた
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 20:18:06 ID:MWOrrSYx
創価の論者は明らかに創価にとって、マイナスな結果を呼んだ
その討論は、数字と過去の事例や法律の照らし合わせなど
客観的な証拠によってじっくりと
論理を組み立てた創価ウォッチャーの勝ちだった
そもそも日蓮宗が他の宗教よりも論理的としても
それはあくまで教義の話であり
客観的に組織の問題点を指摘されるとしどろもどろになり
訳の分からない理屈をごね、怒鳴り始めた。
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 20:32:51 ID:MWOrrSYx
テレビの力はやはり強力だった
瞬く間に創価問題は国民に伝わった
その中で最も関心を持ったのは他ならぬ学会員自身だった
創価ウォッチャーは池田や教義は一切批判せず
幹部の不正や組織の問題に終始したために
学会員の目は幹部たちに注がれた
これはウォッチャー達による用意周到な
マインドコントロール解除戦略の一環だったのだ
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 22:50:09 ID:MWOrrSYx
某有名創価信者女性タレントの自殺をきっかけに
意外な結果を呼んだ
創価と繋がりのある会社の株価が下落し始めたのだ
市場は創価にノーを突き付けた
それは経済的に日本が創価を捨てるべきという
マーケットの示唆だった
そのとき、創価は一見沈み掛けた船に見えた
しかし、本当の問題はそこになかった。
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 23:02:38 ID:MWOrrSYx
会長は頭を抱えていた
池田の死を隠し切れず、最悪のタイミングで漏れてしまった
「国父である名誉会長の死をなぜ伝えないのか!」
強硬に報道しようとする過激な幹部をたしなめたものの
納得していない一人がリークしたのだろう
影響を考えれば少しずらすべきだ。
カリスマがいない今、問題を起こせば分裂しかねない
なぜ分かってくれない・・・
会長は組織を守るために冷静な判断を下したが
すでにイエスマンで固められた上層部に冷静に
組織を守ろうというものは居なかった
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 23:11:09 ID:MWOrrSYx
ただやみくもに池田への忠誠心を示すことに躍起になり
ものごとを客観的に見つめ、先を見越すことができない人間ばかりだ
会長は仕方なく池田の息子を次のカリスマとして
仕立て上げることにした
間に合うのか・・・
それでも
やるしかない・・・
この時会長はミスを犯した。
カリスマによる組織統制は
すでに時代遅れとなっていたからだ
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 23:22:56 ID:MWOrrSYx
創価ウォッチャー達によるマインドコントロール解除は
徐々に功を奏していた
日蓮宗や浄土真宗へと宗旨替えするもの
無宗教になるもの
様々な形で脱会が進んだ
その多くは未活動の幽霊会員や
もともと創価に批判的な会員たちだった
彼らを脱会させることでウォッチャー達の目的である
創価解体は
果たされそうに見えた
しかし、そのとき恐ろしいことが起きていたことに
誰も気付いていなかった
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/15(月) 23:34:19 ID:MWOrrSYx
池田の死から一ヵ月が経とうとしていた
聖教新聞の紙面に踊っていた池田大作賛美の
言葉は息子への賛美に切り替わった
しかし、読者には違和感があった
すでに広がっていた幹部への不信感は
彼らを白けさせ、急激にモチベーションを
失わせていた
息子は幹部たちの操り人形
それが信者の正直な感想だった
しかし信者の多くはそれでも脱会には至らない
ウォッチャーの切崩は進んでいたものの
全体の数からすれば微小に過ぎない
進まない解体にウォッチャーが焦り始めた頃、
それは急にやってきた