それからライ病、短気、ゼンソクです。『ゴホン、ゴホン』と非常に苦しい
息をしなければならないのは、やはり御本尊様誹謗の報いだと考えられます。
水腹、水ぶくれ、それから身体臭穢にして膿血、からだがくさい、悪性の臭病、
ぜんぶそれらは経文に出ております。それでそのほか、もろもろの悪重病、
このなかにはバカもはいるでしょうし、根性曲がりもはいるでしょうし、どんなに
自分で努力してもなおらない。そのために一生が不幸である。生活が不幸である。
離婚しなければならない、ずいぶんあります、こういうことは。又金欠病などという
のも、もろもろの悪重病の中に入るのではないかと思われます。ペニシリンを打っても
なおりません、これだけは。
こういういっさいの解決、苦しい不幸の生活、それらを、宿命転換して、
幸福生活をするためにも、大御本尊様を信じ、大御本尊様を賛嘆し、大御本尊様を
拝まねばならない宿命ではないかと思うのです。
人のためでもなく、日蓮正宗のためでもなく、志木支部のためでもなく、地区のため
でもなく、班のためでもございません。自分自身がそうしなくては幸福になれないという
宿命のために、私どもは御本尊様を拝むのです。
前出の『会長講演集 第一巻』 P128〜130より