★☆★☆ ＣＲスクランブル・ストーリー ★☆★☆

俺は某中堅代理店のＣＲ、川上倫太郎。
いつもの様にＣＤに昨夜の報告に行ったら、
そこには何と！
（ＣＲの生活ストーリー、自由に続けて下さい。）

ステテコ・オジサンの等身大ポスターが返却されていた！

「こ、これはＳビールの売れに売れた発泡酒の・・・」

「“あいーーーーん！”だっけ？」

「うん、Ｄ社がやってたんだがね！微妙な事になっててね」
「ここがチャンスなんで、なんとかなんないかと営業がね｝

「おしかけ、プレですか？」

「ま、そーだな」「このケースは短距離勝負だから、今から集合かけてくれ！」

会議室にはＣＤの他、コピーとＡＤそれになんでもプランナーが鼻息荒く、
集まっていた・・・・

「要するに、ステテコマンが問題なのか？」

なら、「エプロン新妻」は・・・

「Ｔバッグ姉ちゃんは」

「Ｔバッグは紅茶だ」

「原田知代ですか」

「ふーう！」

「とにかく、コンセプト決めよう」

「今、発泡酒は激戦ですよね！」

「この、激戦に答えを出そう！」は？

それって「本生」じゃねーかよー。

生搾りでしょ。

そーだっけ

｢まあ、いまはそんなことはどうでもいい。むしろ・・｣

並売している、北海道生搾りとの差別化！

「あーあのワイデンがやってる？」

あれと、ステテコマンがカニバッタんですね！

Ｓビールは、エビスも黒も不利らしい。

なんか、すげー難しー状況じゃないですか。

だから、ＤとかＨとかＡとかに任せとけない！と思わせる。

もう、アイデア募集しますか？

いや、考えるんだ。

そうか、カンガルーか！

いや、寒蛙のが近いぞ！

缶ガールってのはどでしょ。

ＣＤは缶ガールが気に入った。

「あのさ、発泡酒っていま品質訴求ばかりだろ、ビールと近いと言いたいんだな！」

「なるほど、ビールに近いほどビールを駆逐する」。

「だから、ビールと逆に差をつけないとビールがやばい」

「んじゃ、やるんですね！ドッカーン！と」

＜強迫性人格障害の診断基準＞
アメリカ精神医学界　DMS-IV
秩序、完全主義、精神面および対人関係の統制にとらわれ、柔軟性、開放性、効率性が犠牲にされる。 成人早期に始まり、種々の状況で明らかになる。
以下のうち４つ（またはそれ以上）で示される。

1.活動の主要点が見失われるまでに、細目、規制、一覧表、順序、構成、予定表にしばられる。
2.課題の達成を妨げるような完全主義を示す。
（例：自分自身の過度に厳密な基準が満たされない という理由で１つの計画を完成させることができない。）
3.娯楽や友人関係を犠牲にしてまで仕事と生産性に過剰にのめりこむ。
（明白な経済的必要性はない。）
4.道徳、倫理、価値観についての事柄に、過度に誠実で良心的かつ融通がきかない。
5.感傷的な意味のない物の場合でも、使い古した、または価値のないものを捨てることができない。
6.他人が自分のやるやり方に従わない限り、仕事をまかせることができない。また一緒に仕事をすることができない。
7.自分のためにも他人のためにも、ケチなお金の使い方をする。お金は将来の破局に備えて貯めるべきだという歪んだ信念を持っている。
8.堅さと頑固さを示す。

「出ましたね。
私は１、２、３、４、６、７、には該当しないな」。とＣＤは笑った。

「スレッドが上位になるとどうしてもな・・・。
こんなもんだよ日本の広告業界は！」

「いや、広告の業界じゃないな」

「缶ガールをキャンギャルでやるってのはどうでしょう」

「それは、アルチュウハイマー、レベルだぞ」

「あのー、今は缶よりアルミボトルじゃないすか？」

「じゃキャンギャルにアルミタイツはかせたら」

「それは、何かの解決になってるなかな！」

「とにかく一度解散！」
うむ、こりゃー難問だ。
ねえ、もっと簡単な「おしかけプレにしましょうよ」
だめ！

・・・・を廊下で小耳に挟んだデッカイプロの大山プロデューサーは、

さっそく、席に戻ろうとするＣＤをつかまえた。

ここんとこ天気悪いけど、来週あたりどうです？戸塚ＣＣ８：４０だけど。
その件で今夜打ち合せしません。

いやあ、そお、じゃ、ちょっとだけね。

次の日、昨日のスタッフが集まった。

みんな、飲み疲れと、キレ疲れで使い物にならない。

「CD、提案があります！」
と若手コピーライターの矢堂丸卓治が歩み寄って来た。
「今の発砲酒のほとんどは、M２＆L２層をターゲットにしています。
　ここはいっそ、２０才をコアターゲットに絞って
　ブランドエクイティを高めてたらどうでしょう？
　タレントは、ずばり二十歳になるヒッキ−！」

「おい、キャスティング、何かないか！」

「ヒッキーのルートはちょっと難しいかもしれませんが」

「で、ヒッキーはもう２０なんだっけ、これからだっけ、一度事故があったな！」

「音楽系はプロモーション展開も骨太だし、いいですね！」と営業の権田。

「ふむ、矢堂丸君じゃヒッキー想定でコピー考えてみて」。

「じゃ僕はヒッキーでビジュアル考えます」とＡＤの河田。

「それと、音楽プロモーション系ならＦディレクターに丹修一声かけとけ」

まわり、は上手く動きだしたが、何かポイントがな！と考え込むＣＤ。

・・・・とそれに聞き耳をたてていた中くらいプロの武田プロデューサーは・・・

悩むＣＤに、声をかけた。

「どうです、今夜、ええ情報持ってますんやけどな！」

とある、そのバーには甘粕りり子がいた。
俺はたまに企画のネタ本として、彼女の文章に注目していた。
御本人に合うのは、と言うか拝見するのは始めてだった。

彼女については、ブランドに対する自分の距離感が極めて正直であり、
よく理解している、と思う。
ただ、それを広告商売に利用する場合、ターゲットが彼女ほど聡明でない！
と言う点だ。
でも、ブランドエクイプメントと言ったコピーライターの言葉はもう一度気になった。

翌朝、「俺の直感だけどさ、ビールはともかく、発泡酒のブランディングって、必要なの？」
とＡＤが言い出した。

「昨日の夜ＴＶ見てたらさ、Ｓ社のＣＭ、北海道生搾り、の１５の後すぐステテコマンの冷製辛口１５やってたぞ！」
「これって、どうしたいの、両方発泡酒でしょ！」

うーむ、この状況でヒッキー出す出さないの問題だろうか！
と言うか表現のうんぬんする、おしかけプレが必要なのだろうか？
Ｓ社はもっと深い悩みを抱えているのだはないか？
俺の悩みは深まる一方であった。

「おはよーっす、いやー銀座のエルメスすごいっす、並んでますよ！」
「７万のバッグが飛ぶように売れて・・・」

そうか、わかった！！

「あのエルメス開店前に、マガジンハウスで特集やってたろ！
そうそう、ａｎａｎが変わるとか言って、ファッション情報誌だとか！」

なるほど、２５ａｎだとローカルだから、ａｎａｎで提灯情報ね！

「でも、これは、発泡酒には使えないよ。」
「女性ターゲット、ブランドの戦略は発泡酒にはねえ？」

これだけ、発泡酒がカニバルなら、いっそ女性ターゲット発泡酒は？

「いや、女性はワインだろ！」
「ビールで過去何度も女性路線は失敗している」。
「今もカロリー押さえて、２本出てるだろ」
「だいたいいろんな事気にして飲んだって、量がはけないだろう」

「今はエージェンシーもクライアントも
ブランドを意識しすぎてると思います。
それを飲みたい気分だから、飲む、でいいじゃないかな。
あとはつい選んでしまうアディクションの醸成です。」
と矢堂丸がマホガニーの机にいれ立てのエスプレッソを置いた。
「ヒッキーの企画なんですが、彼女のアメリカでの毎日を
ドキュメンタリーで追いかけたら、どうでしょう？
そこに、発砲酒をからめるんです。」

「それにはまずテレビ局に力になってもらう必要が。
　２時間の特番のスポンサードを、一社買いきりでやりましょう。
　雑誌は独占的にananで、展開。
　ＣＭとグラフィック駅ばりは、まずはティーザ−で。
　実は東芝EMIの役員、うちの叔父貴なんです。
　これから、至急具体的なクリに入りたいのですが。」

「ふむ、結局そうなんだ！」
「みんな、理論武装しすぎるからキレが見えてこない」
「うん、矢堂丸君は正論だ！、皆正論が見えなくなっていたんだ」

「ただ、ヒッキーも良いけど、表現的なエッジをどうするか」
「ヒッキーの日常ってアピールスルだろうか？」

「ＣＭおよびグラフィックのイメージ監督兼監修として、
フランシ・スコッポラを押さえましょう。
『バージンスーサイド』で見せてくれた斬新なトーンは、
きっと今までにない世界感があると思います。」
矢堂丸のエスプレッソは、すっかり冷めきっていた。
「そして、クリなんですが・・・」

「キャッチフレーズは、なし、です。
ビジュアルだけで、展開しましょう」
矢堂丸は、インターFMのボリュームを下げた。
「大学のレセプションハウスで、友だちと騒ぐ彼女。
　BELLWOODスタジオでレコーディングする彼女。
　ベッドルームから摩天楼を眺める彼女。
マッカーサーパークで、犬と戯れる彼女。
その片手に、必ず商品が握られている。ただそれだけです。」

このスレたまたま今見たのですが、女性ターゲットなのに、プロジェクトに女性いないんですね。＞＞83はどうも共感できません。男性から見た女性の価値観の古いプロトタイプって感じですね。

タシカニズレテル

「いや、矢堂丸君は、このプロジェクトに最適だ。
　女性の気持ちが特別わかるハートをもってるからな」と
ＣＤは、彼の筋肉で盛り上がった肩に手をかけた。
矢堂丸は、その宍戸開に似た顔を赤らめた。

その時、営業からプレは、来週末に設定されたことが告げられた。
しかも、取締役宣伝部長自ら出席の、期待満々の状態だと。

「よし、具体的なクリに入ってくれ。
矢堂丸君は、後で私の部屋にくるように。」
ＣＤの股間は異様に隆起していた。

「CD、それなら私も十分資格ありってこっとっすね」
社内ラグビー部の猛者営業の多々良大輔は、
亀頭から透明な糸を垂らして、ゆっくり近づいてきた。

>>84
誰もこの商品を女性用だとは、決めてない。
いま、1方向として、可能性をためしている所だ。
とＣＤはメールをうった。

それに、この板は★業界1行リレー小説★とは少し違うんだ。
あまり無理して面白いことカキコしなくても、自分が常々感じているプランニングの疑問なんかがストーリ形式の中で昇華されればとおもっている。
予想もしない良い企画が出来ればと、おもっている。
・・・そんな方向に進むといいなと考えるＣＤであった。

|　| Λ
|　|Дﾟ)★業界1行リレー小説★ノヒャクバイオモシロイ.....
|　|⊂）
|　|∧|
￣￣￣￣￣

|　| Λ
|　|Дﾟ)アッチ、ミグルシイヨネ　.....
|　|⊂）
|　|∧|
￣￣￣￣￣

|　| 　ｻｯ
|　|）彡
|　|
|　|
￣￣￣￣￣

>>820
ＣＤからメールを受け取った斉藤女史は、
さっそく返事を送ってきた。
「では、クリにかかる前に、
何通りかの想定ターゲットへ
グルインを開いてみるのも手ではないでしょうか？
そこから、逆に狙うべきターゲット像が
導き出されるかも知れません。
既成概念とは異なった、意外なターゲットが発見できれば
かなり独自性のある提案ができる気がしますが。」

>820 どんどん話進めてよ！

↑君は単なる読者か？日和見主義者

申し訳ない、なんか実際の仕事と差が無くなってきた。
もう少しゆっくりやろう。・・・・・・・ダメ？

それから、ひとつだけ生意気な事言っていいかな！
誰かが提案したものをただ否定だけするレスもやめないか？
他の板で、（日産のＣＭ）では他人の意見の揚げ足とりだけに終始している。
それじゃ、ただの罵り合いだ、もし、反論するんなら根拠を明示した、
皆でそれを確かめあう、と言う正当派プレをやってみたい。
その間に、このスレを見ていたある人は勉強になるかも知れないし、
ある人はバカにするかも知れない、それは、このスレに参加してくれる人の意識の問題だと思う。
よく言うじゃないか、「本屋っていうのは本屋が作るんじゃない、購入する人たちの意識のありようで出来るんだ」。と
せっかく作った本屋さんが、結局漫画と成人誌のみになってしまうのは、それしか売れないから。
みんなで、このスレを2ｃｈとは思えないものにしてくれ。
以上演説終わり。・・・・・・・・・・・と夢を見ていたＣＤは、ドスンとベッドから落ちた。

いままでの所をまとめると、いま一番具体的で至近距離にある案はヒッキー案だ、これはどんどん案の膨らましに各人邁進してくれ、
ADの言うようにキャッチコピーのないと言うのも、一時的には客先の興味もあるだろう、ただ、ナイキやユニクロのようなブランドが浸透しているならともかく、今やろうとしているのは、あのステテコオジサンのＳ社冷製辛口だ、Ｓ社は北海道生搾りでテリー伊藤での若いターゲットで探った、つまり確信犯的、自社内カニバリを作ってどちらか残った方を生かすつもりだ、でステテコマンの電通はどう出るかはともかくとして、「我が社」はその混乱に乗じて、「冷製辛口」をいただこうと言う魂胆なんだ、だから、もし、ヒッキー案で行くなら。
商品名すら替えたいくらいだ！
新・商品名でヒッキーが登場した方が、どんなに効果があるか。
「スーパードライ」くらいにネームがあれば表現の切り替えでいけるが、
そうじゃない点を、みんなもっとかんがえてくれ。

斉藤女史へのメール。
ぜひグルインでニッチでないマーケットを探って欲しい。
とにかく、今はアイデアのある奴が勝ちだ、では。

↑自分で考えれば？
なんか、一人で突っ走ってる感あり。
業界1行リレー小説と同じような展開になってきましたね。
一人の独壇場で強引にまとめ上げて進めていくって感じがね。

自分で考えるんじゃない、みんなで考えるんだ。
だから、>>100の様な単なる揚げ足とりのレスは意味がない。
だから、そう言ったんだ否定だけするレスは意味がないと。
いやなら読まなきゃいい。
それで、邪魔したり、荒らしたり、するんならそれだけの人格である事を自覚するだけのことさ。
俺も困らない、誰も困らない。
参加する人がいなくなれば、自然になくなる。
ただ、その中で可能性を探る行為だけだよこれは。
その、何が気に入らないのだ君は。

|　| Λ
|　|Дﾟ)コッチモ雲行きアヤシイネ.....
|　|⊂）
|　|∧|
￣￣￣￣￣

|　| Λ
|　|Дﾟ)サヨナラ･･･
|　|⊂）
|　|∧|
￣￣￣￣￣

|　| 　ｻｯ
|　|）彡
|　|
|　|
￣￣￣￣￣

アゲ

そんなことよりプレ来週ですよ。
グルインなんかやってる場合じゃないっすよ。
なにしろガツーンとした案お願いします。
と、いつもノーアイデアで、擬音語しかしゃべれない営業が
ＣＤの袖を引っ張った。

わ、わかってる、こんな忙しい時に研修なんだ、１７時までカンズメダ。
申し訳ないす。

やっとＣＤ室に戻って、考えてみた。
ヒッキー案はイケル。ただ、やはりネーミング提案しょう。
暇がないから、商標登録チェックは後で良い、
それにコーポレートカラーだ、本生の赤は最初バドと似てたから懐疑的だったが、
今にして考えると、コミュニケーションスピードの速さに役立っている。
それなら、ビジュアルはヒッキーの日常のスライスで良い。
狙いで荒らした、色調のモノっぽい、乗りで行けば良い、後細かいディティールは、
各自書き込む様に。それから、守秘に徹してキンコーズ出力は禁止。
もう一案は、もう少し暇くれ！

「僕もネーミング訴求賛成です。」と
マーヶの北白川涼が、ローデンストックの銀縁眼鏡を光らせた。
「最近の発砲酒は、漢字のものが多すぎる。
女性はともかく、若い男もどれがどれだかわからない状況だと。
アサヒの赤いボトルは、あと１年で飽きそうだが、
ファーストエントランスは成功している。ネーミングと
パーケージ案を至急構築しましょう！」

さーやるぞー！とＡＤの大島礼子が目を輝かせた。

さーさっ！みなさん乗ってきましたね。
これ、差し入れの缶ビールです！。
他社の発泡酒で恐縮です。
いやいや敵を飲み干すってことで･･･。
みなさーんガツーンといきましょう！。ガツーンと。
営業の奥留耕介が合いの手を入れる。

く〜っこいつ調子よすぎるな。おまえは三木のり平か！。
ＣＤは一瞬むかっ腹が立ったが、先月、彼に20万円もの
キャバクラ領収書を処理させたことを思い出し、
言葉を飲んだ。

1案はヒッキーだ、これは確認した局長も乗っている。
問題の2案めだ、これはヒッキー案とは広告の構造そのものを変えてみたい、・・・・・で、でもポジショニングは同じだ。
つまり、「女性に特化するわけではないが、既存の発泡酒とは全く違うイメージで行く」と言うスタンスだ。
それで、ネーミングがらみで考えてみた。
Ｓ『Med』はどうだろう！
Medは中心の意味と、地中海の意味がある。
発泡酒はともかく、ビールでもいままでドイツ風はあったが、
地中海と言うポジションは無かったと思う。
展開はずばり、友の会を作るんだ試飲者参加プレキャンだ、
もちろん、世界中の「クラブメッド（地中海クラブ）」と交渉だ、
料飲店対策も一気にやってしまう。
つまり、『Med』は地中海クラブと提携し、そこの定番飲料となり、
かつ友の会である「CLUB Med｣を中心としたプレミアム活動を中心とする。
これで、新登場でいきなり高いステージからメッセージができる。
他社との差別化かんりょうだ！
どうだ、みんな、吟味してくれ。

ヒッキー案膨らんだら報告まってるよ！
・・・・・・・とのＣＤからのナガーイFAXがヌーベーと早朝のオフイスに受信されていた。

20万はキャバクラではないクラブだ、
自慢じゃないが、そんな領収書は引きだしいっぱいある。
最近六本木のが無いのが寂しい。
・・・・・・・・・・・・・
とのどーでもいー追加FAXも入ってきた。

・・・・と言ってるうちに、別の仕事が入ってきた。
今度は「ＭＵＪＩ」元無印良品だ、明日オリエンらしい。
俺を殺す気か！

ヒッキー案。ネーミング
『ＷＷＷ』ウーとでも読んでもらおう。記号化した強さを期待。
『ＡＬＩＶＥ』これはひねりなし。
『ＭＯＶＥ』これもひねらず。
あとは、商品シズル系が必要かどうか・・・？

「『ＳＨＯＵＴ!!』なんてどうでしょうか？」
普段はおとなしい大島礼子がつぶやいた。
「ヒッキーと音楽という点ではリンクしますし、
泡立つシズル感も表現できるような気がします。
このフレーズでの音作りも、
ヒッキーに依頼しやすいように思うのですが･･･？」

この辺りになると、ＣＤはいつも困る。
若い感性を頼るか、ＳＨＯＵＴ！！はヒッキーに近すぎて返って商品を
狭く見せないだろうか。

・・・・・と思って、デスクを見たらｓｈｏｔｓのＮｏ６５が置いてあった。
見なくては。
でもこれ見ると他人のパクリを見つけるか、自分がパクリたくなる気持ちを押さえるか、
どっちにしても心は動く。でもそれほどのものでないこと多いけどね。
それより、良い話がある。
請求書が来てたクラブが潰れたらしい。
自分の会社が潰れるのとどちらが嬉しいだろう。

ＭＵＪＩのオリエンがあった。
まあ、要約すると５０才以上に向けてのマーケットプランを含むＭＵＪＩのポジショニング。
ひと事で言えばユニクロとの差別化だろう。
でも、シルバー市場は早めに手をつけたが勝ちなのは、事実だ。
・・とりあえず、オリエン現場で、電動車椅子のＭＵＪＩ版提案は思い付いた。

>820さん どんどん進めてよ！楽しみにしてるんだから・・・
単なる読者の日和見主義者

ありがとうございます。
でもね、こんな仕事みたいな事始めちゃったら、仕事とこれとで息抜き出来なくてね、
もうちょっと、ゆっくり進むから、その間、ギャグだとかストーリーだとかで
気分転換しててよ、俺もそうしてるんだから、
これって、いいかげんに出来なくて結構大変（弱音）、
あと2〜3人手伝ってくれたら、ねえ・・・まゆっくりやります。
だって、、今ビールのプレやっても ビールはどうせ来年だよ！
ま、そこが作戦だけどね「我が社」がＤ／Ｈに勝つにはね、
こんな姑息な手しかないのよ。

age

CDさん、だいぶ息上がってしまいましたね。
でもここは、無理クリにも来週プレゼンして、
失敗でもなんでも、業界ドタバタ劇にしてしまいましょうよ。
かつての『怪しい業界用語』みたいに。
･･･だって、当社はこのビール会社へは、初プレゼンにして
チャレンジャーなんです。だから、プレゼン延期はありえません。
さっさっ、なんかヒッキーへの裏トリが、彼女の気まぐれで難航してるみたいです。
彼女クラスになると、プレゼン通過後、泣き落としで口説くしかないでしょう。
タレント代案分も詰めておきましょうよ。
と、営業だから、CRワークの中身ではなく進行に関心のある、奥留が発言。

そうだ、俺は考えなくてはいけない、いや本当は考えるのは俺じゃない、
俺は、出てきたのを選ぶんだ、いや、そんなことではだめだ、
ああああ暑い！
とりあえず泳いでくる。

前の方にあった、「いつのまにか！」って気分かもしれないな。
なんか、押し付けられたり、あざとかったり、それが「ヤ！」なんだからな。
大袈裟に言えば、社会的に認知したくないのは、ザートラシー！んだ。

『いつのまにか、口ずさむような、いつのまにか、手に取るような！』
そんな、ポジショニングだ、これを、この気分をヒッキーの次アルバムに入れてもらう様、
交渉だ！

じゃあ、ネーミングはさりげなく、『Ａｌｗａｙｓ』で、どかな。（意味は少し違うけど）
とＣＤは早朝会議で発表した。

その件はインピリックに発注済です

それは、発注ミスです。
発注はＣＤの権限です。
この板は、そんなに面白くしなくていいですってば。

それにしても、>>125 は鬼の首を取ったように確信を持っているな。
そうだよ、どうせ俺はある板では＞１０でコテハンして、似たような
ある板では一応義理を欠いてはいけない、と名無しさん＠でレスを送っている
しがない奴だよ、てやんでー。
俺の私生活をあばきやがって、ＣＤってのはなストレスがたまるんだよー。

でもね、この板はその手の２つと同じじゃしゃんめー！
んなわけで、トライしてるのよトライ。
でさ、応援団がレスくれるのはありがたいし、良い企画も出たけど、
営業（俺営業と上手くいかんのよ）のさ、レスは何で勝手にプレゼンの日
決めるの？
ただでさえ、今プレ前倒し作戦と戦ってるのに、この虚構の世界でもプレッシャー
かけるのやめてよ！
・・・・・・・・・・・・・・・と長い独白と言うかぼやきと言うかをボソボソ言う
ＣＤだった。

えっ？そうだったんだ・・・

そうだったんだもーん！ へーーん。
どうだ、嘘っぽく見えてきただろう。
でも、どっちの私がホントの私でしょう。

ま、いいじゃん

と、かなりの時間かせぎが出来て、少しアタマも緩んだので、
もう一度整理。
Ａ案・コンセプト・コピー『いつのまにか、Ａｌｗａｙｓ』
タレント宇多田ヒカル・・・・新アルバムに該当曲を依頼タイアップ。
Ｆ演出・丹修一（ＧＲＥＹのＦＤ）グラフィック・Ｃなど未定。
プレゼン素材はミュージッククリップなどから編集。ＮＡは商品名のみ。

Ａ案代案タレントを考える。例ＵＡとか。（２０歳注意）
Ｂ案イベント案中心、細目忘れたから後述。

これで決定！

Ｂ案細目。
ヒッキー案とは広告の構造そのものを変えてみたい、・・・・・で、でもポジショニングは同じだ。
つまり、「女性に特化するわけではないが、既存の発泡酒とは全く違うイメージで行く」
と言うスタンスだ。
こちらのネーミングは、『Med』である！
Medは中心の意味と、地中海の意味がある。
発泡酒はともかく、ビールでもいままでドイツ風はあったが、 地中海と言うポジションは
無かったと思う。
展開はずばり、友の会を作るんだ試飲者参加プレキャンだ、
もちろん、世界中の「クラブメッド（地中海クラブ）」と交渉、 料飲店対策も一気にやってしまう。
つまり、『Med』は地中海クラブと提携し、そこの定番飲料となり、 かつ友の会である「CLUB Med｣
を中心としたプレミアム活動を中心とする。
これで、新登場でいきなり高いステージからメッセージができる。
他社との差別化も大きくアピール出来る！
ビジュアルは各地中海クラブのジーオが主役だ、彼等彼女らが『Ｍｅｄ』を飲む。
リゾートを楽しむ。
そして、『ＣＬＵＢ Ｍｅｄ青山店・恵比寿店・麻布店』などアンテナショップ・オープン。


さあ、これでいくぞーみんなそれぞれ具体的作業に入る様に・・・
ふーひとつ終わった。

実は、ＭＵＪＩに続いて車屋が入りそうだ。

それってAudiでしょ！10.5

いや、三菱？

なんで、こんなにリアクションはやくなったの。
それに、もう告白したんだから、その、知ってるよ！のコテハンやめよ。
でね、これは、虚構です。
だからこのビール屋さんだって宣伝部長の名前出してないでしょ。
これはバーチャルプレゼンだからね。

本当のプレゼンなんか発表してどーすんの！

これからも、本当にやるものは仕事。
ここは、遊び。
だから、車屋は何にしたら面白いか、これから考えるよ。
と言うか、希望があれば、それをやろう。
推測遊びやコテハン当てクイズでなく、ＣＲ遊びの楽しみ方で遊ぼうよ。
これは、あるＣＤの日記じゃないんだから。
何か、業界１行と、ギャグの２つの板と違った角度からのものが出来ないか探ってる所なんだよ。
もっと、自分のアイデア出すとかしてよ、
次からもう少しストーリー性出しましょう。

わかりました

やーみんな「いいこ」だねー。
オジサンは「いい娘」もスタッフに欲しいな。
とつぶやくＣＤの宇賀神だった。

フェイ・ウォンを使って、BMWのZ3なんかどうでしょうか！

タ、大変だＣＤ。
MUJIの表現のほうはどうなってる？
ユニクロにオリンピックまでとられて社長が機嫌悪いんだよ、
と営業部長の白川が飛び込んできた。

・・・・と言う訳で第２部はここまで名前が付いてなかったＣＤが宇賀神である事。
それから、今迄各レスが出してくれたスタッフィングの名前を整理してからスタート
したいと思ってます。

フェイ・ウオンわすれてませんよー！

やっぱり、随時出てきたスタッフを整理しとかないと。（キッチリした性格）
なので、ここまでの所のキャスティング。
ＣＤ・・・俺・・宇賀神昇
若手コピーライター・・・矢堂丸卓治
営業�@・・・・・権田
営業�A・・・・・多々良大輔
営業�B・・・・・奥留耕介
ＡＤ�@・・・・・河田
ＡＤ�A・・・・・大島礼子
マーケ・・・・・北白川涼
デッカイプロプロデューサー・・・・・大山Ｐ
ちゅっくらいプロプロデューサー・・・・・武田Ｐ

こんなとこだね、キャラはおいおいつけていきましょう。
わすれてないね、自分でレスして忘れてたら言ってください。
それにしても、なんでこんなに特殊な名前が多いんだ！
もっと変換しやすい名前にしてね。

忘れ物、
調査会社・・・・・・斎藤女史（何者？）斎藤綾子みたいな人？

ＣＲの川上倫太郎は？

正論！
最初のスレッド立ち上げのツマにしちまった。
ごめん！

で、俺フェイ・オンよりジョイ・オンのが知ってるんだけど、ダメ！

私は知りませんがどうぞ・・・

私も知りません。

ちなみに フェイ・ウオンは
恋する惑星の主人公でーす

ウン、でジョイ・オンは？

あ、そ。
ＣＤってさ年寄りなのよ、（本当はＳＣＤってゆーの）Ｓはシニア。
ゴルフだと５０過ぎるとシニアの大会出られるんだ。

だから、古いけど、チャイニーズゴーストストーリーに出てたセクシーな女性が
ジョイ・ウオンだ。

z3には辛いかも知れませんね、と北白川涼

そだね、ＣＤは単なる女性の好みに左右されてねえ！
そうだったねえ、北白川君。
で、Ｚ３とフェイ・オンの関連づけって何！

例えば、Ｚ３はカブリオレだよね、競合はＳＬＫだったりするよねえ。
で、その辺から考えをまとめてみようか・・・・。

「mujiなんですが、熟年層へのアプローチのための
オペレートブリーフをつくってきました。」と
北白川はカールラガーフェルドのジャケットを脱いだ。

メインターゲット＝子供も独立して生活にゆとりが見え始めた
　　　　　　　　　団塊の世代
商品＝衣料・インテリア・小物・電器製品などの生活品
展開＝駅ばり・新聞・雑誌
コンセプト＝人生をゆうゆうと生きる人。その近くには、いつもmujiがある。
競合＝ユニクロ

「クリは、２クリの九条麗子が名乗りをあげています。
　彼女は昨年の西武のキャンペーンが好評だったので、適任かと」

「その、カールラガーフェルドがシェネル時代にデザインだけした
ジャケット。いいねー！」
「後で読むからそこおいといて」
「今、局長に呼ばれちゃってるから」

多分、ＭＵＪＩはユニクロと比較すべきでないんだと思う。
ＭＵＪＩは生活用品店で、ユニクロは実用衣料品店だ。
一部と言うか多数バッティングするアイテムはあるが、結果的に
現在は差がついている（特に株価がひどい）が、ロングレンジで
見れば共存すべきなのかも知れない。
ただ、ＭＵＪＩが都心から始めたばかりに、妙なこだわり「インテリジェントライフ」
があって、それを容認してくれないドーナツ圏にまで店舗を広げ過ぎたのが気がかりだ。
ユニクロはそれこそ、神奈川県の田舎に前からあったくらい、こだわりがない。
そこが、提案する時の相手のプライドとなっているのはみのがしちゃいけないと思う。

と、雑考をした宇賀神ＣＤは「そいでさ、その九条麗子ってどんなタイプ？」と
実は一番気がかりな事を質問した。
だって、仕事が楽しいかどうかって、ねえ！

その頃九条麗子は、西武のキャンペーンの成功も含め人生の絶頂にいた。

だが、九条麗子には、他人に言えない変な癖があった。

解剖癖・・・・

子供の頃から言われてた「名前負け」。

「九条ですか？彼女は切れますよ。
去年マッキャンからうちに転職してきたんです。
どうやら遠崎さんとけんかした口らしい。」
西武担当の営業　田中マクシミリアンが、
そのブルーの瞳を輝かせた。
「ブルネイ生まれの上海育ちなんで、
　グローバルな視野をもってるし。
　ちょっと日本人離れした感性をもっていますけどね」

「ハーフの君と気が合うってことかな？」
北白川が皮肉に微笑んだ。

「でも、去年の西武のキャンペーンは衝撃的だったなあ。
　女性向け冬物の広告に、竹野内豊のヌードを使うなんて。
　キャッチは「なぜ、脱がないの。その服」
　股間を押さえた竹野内のポスター６００万枚刷ったのに、
　ほとんど盗まれた。」
田中マクシミリアンは、ヒューゴボスＡＱUＡエレメントが
うっすら香るプラチナグレーの髪をかきあげた。

「切れ者、解剖癖、名前負け、それと竹野内豊が好き、じゃなく話題性での目立ちたがり、
が、解剖癖とミックスされた竹野内ポスターか・・・・・」と九条の分析をする宇賀神ＣＤ
であった。
「まあ、俺の趣味と合わなくも無いな、後おれは眼鏡フェチだからオプティシアンロイドの
眼鏡キラッ！だともっと盛り上がるなあ」

少し前の、例のＢＭＷ・Ｚ３だけど、
良く考えてみたら、あれは広告必要か？
やってもＮＡＶＩかエンジンの雑誌広告で充分だろう。
ま、一面的な意見だけど、あの車１台に５万の広告費をインクルーズしたとしよう。
で、何台売れる予想を立てる？
１０００台売れて５０００万、１万台売れて５億円だ、年間何台売れると思う。
タレント使ってキャンペーン張ったら、最低２０億は必要だ。
だとすると４万台／年間、売れなくちゃいけない。
もし俺がＺ３が欲しかったとする、でもあっちでもこっちでもＺ３見かけたらきっと
嫌いになる。
そういうたぐいの商品なんだ、Ｚ３は。
だから、マス広告は必要ない。・・・・・・・・・・・・・・・・と思う。

「なんで、なんで、なんでみんな死んじゃうの〜！！」
髪を振り乱し、麗子は叫んだ。
「一匹８００円も出して買ったのに！
　あのおやじ絶対文句言ってやる。」
ガーデンプレイスレジデンス３２Fの彼女の２９畳のリビングには、
二匹のうずらの子供が目を見開いてころがっていた。
「いやよ、いや、いや、いやあああああ。
　しょうがないわ。これじゃやるしかないじゃない。」
彼女はキッチンからゾーリンゲンのミニナイフをもって、
片手で会社に電話をする。
「はーい、九条です。ごめんなさい、ちょっと具合が悪いんで
　午前休とりま〜す。」
CSからはCNNのニュースキャスターが、いつものアトピー気味の
笑顔をふりまいている。
　「次ぎは、もっと大きい小動物がいいわ。
　　さよなら、ぷりんちゃん、シャネルちゃん。」
麗子はいま、輝いていた。

そうか、第２部はそっち乗りか！

その頃宇賀神ＣＤはちょっと古いが「ボーンコレクター」のＶＴＲを
見ていた。
「このアンジョリーナとか言う女可愛いなー」
「こんな女性使う企画したいなー」
と、ゆるんだ状態だった。

「ねえ、北白川君、九条の携帯教えてよ」

「CD、彼女は変わってますよ。
　なんせ部屋中に
　嶋田久作のポスター貼ってる女ですからね。
　でも顔はある意味美人ですよ。
　若い時の藤圭子に似てます。」
　北白川はフェラガモの先で、椅子の足を軽くこずいた。

CDがそのフォラガモに視線を盗られていると、
“じゅうご、じゅうろく、じゅうしちと〜････♪”
廊下からエコーの効いた声が聞こえてきた。

完全に業界一行リレー小説となってきてますね。

いや、完全ではない！簡単に完全と言うな！
不完全と言え。
と宇賀神ＣＤは怒った、だってこっちは「クリエーティブなカンジ〜！」
ってギャルだって言ってくれた。

業務連絡〜♭
業界１行と違う密度のレスにしてください。
特に第２部は物語形式を増やしたので、そう感じます。
もっと、ビジネス（ＣＲ）を意識した記述をよろしくお願いします。

>>167
だから、それは業界１行に振ってみて！
お願い。

「では、斎藤女史と九条君を入れて打ち合せを始めよう」。
こういう小売業ってのは、ダイレクトマーケティングレベルの
店舗とかシステムとか、広告表現以前に問題点があるケースが多い。
昔、ある小売業で、今ではユニクロなんかで当たり前になっている
買い物カゴを置いてみたら売り上げが倍になった例もあるし、
ＭＵＪＩの様に商品を触って購入するものと、触れては困るものが
同時に陳列される所では、その関係の諸問題が多いんだ、だから
斎藤女史の登場だな、そこでの問題点を九条君と徹底的に洗い出してもらう
これが、ベストアプローチだな」
と、九条の性癖をしらない宇賀神ＣＤはご自然に事を始めた。

>>161
「んじゃ、ビーエムは美味いとこなしと言う事で降りるんですか〜？」
と、自称カーキチの営業がエアコンの真下で冷気をＹシャツの胸ぐらに
誘い込みながら言った。

「ＭＵＪＩの競合って、ユニクロじゃね〜だろ。
どっちかてゆーとコムサじゃねーの･･･モノ・コムサとかコムサ・イズムとか・・・。」
と権田がブツブツと言いながら入ってきた。

「Ｚ３はそんな訳で趣味性が高いゆえに閉鎖的価値観で構成されている」。
「ゆえにその構造をこわす広告は必要ないと思う」。
「ただ、もしそれがそのブランドのフラッグシップであれば別だけどな」。
と宇賀神は素足の靴を脱いで足をぼりぼり掻きながら言った。

「それと、>>155 で伝えた様に、ＭＵＪＩの競合はユニクロじゃない。
よ権田」
「これは、マーケの意見ではないが、俺の直感だ！」
「もし、もっと突っ込んだ意見があれば言ってくれ」
今度は携帯のメールを消去しながらきっぱりと言ってみた。

その頃斎藤女史は北白川から九条についての、
ちょっとした事を聞き込んでいた。

会議室を開けると、重苦しい雰囲気が漂っていた。
斎藤女史と九条麗子は初対面ではなかったが、互いにプロとしてのプライドが、
まだ、とげとげしく出てしまっていた。
「暑いねー、こう暑いとセックスもやりたくないねー！」
宇賀神ＣＤは、場を和らげようとして、大きく滑った。

「で、私は斎藤さんの調査結果を分析するんですね！」
九条はとても素敵な営業笑いとともに俺を見つめて言った。
「違います、分析までは私がやるんです！」
こちらの斎藤女史は、営業笑いしてくれなかった。
でもキラッ！と光った眼鏡がとてもぞくっ！とした宇賀神だった。

「いいわ、斉藤さん、分析まで任せるわ」
九条はバセロンコンスタンチン（売り値８６０万円）の時計をちらっと見た。
「でも、クリエイティブブリーフには口出しなしでよろしく。
　マーヶが幅を聞かせた広告ほど、面白くなくなるのよ。
　外資の作ったシャンプーの広告みたいにね。」
斉藤が口を開こうとした瞬間、九条は左目でウインクして
「よ・ろ・し・く」と言って会議室を出て行ってしまった。
斉藤女史はthinkpadのポインティングデバイスを
執拗なまでにこねくりまわすことしかできなかった。

斎藤女史はすぐに過剰反応した、
「ねえ、どうゆう事なの、九条さんと意識的に２人にして」
「だいたい、私がねえ・・・」
「まあ、落ち着け斎藤！俺は斎藤と九条を競争させて仕事に勝とうなんてさもしい
了見は持っちゃいないんだ」。
「俺はさあ、九条ってどうも気になるんだよ、いや女としてじゃなく、まだ上手く言えないが
なんか、あの目つきとか、しぐさ、とか、こだわりとか、さ」。
「だから、ちょっと探って欲しいんだよ」
「俺がＣＤの立場で近づいたってそんなに簡単にはシッポは出さない」
「だけど、斎藤なら、単なる女同士のプライドの張り合いみたいにして、ホントの
彼女をさ、なんか危険な匂いがあるんだな」
「じゃ、私だって危険に身をさらすことになるんじゃない！」
「ま、そうだけどね、でもそうじゃないかもしれないし、とにかく安全は気をつけるからさ」
と宇賀神は懸命に口説いてみた。

斎藤女史はグルインを開始した。
ワールドワイド展開を始めたＭＵＪＩだから、パリ店について語り始めるのもいたり、
いつもの様に、グルインってなかなかホントのこと言わないのよね！
と言いながらも６日間は過ぎた。

その間宇賀神は一度だけ九条麗子を西麻布で目撃した。
とある、有名な焼き肉やから出てきたのを見てしまったのである。
九条麗子のダナキャランのスーツがその焼き肉と違和感があったので
目を引いてしまったのである。
気取った焼き肉なら六本木の「はな」である、でもまあ、アルマーニじゃ
なかっただけでも良いのかも知れない、何を言ってるんだ俺は、田中康夫じゃないんだ。

とにかく、その時の九条麗子には何か肉食獣を連想させる身のこなしがあった。
それと焼き肉である。
今度は食べる所を見てみたい、きっと食べると言うより食らうと言う感じなのでは
あるまいか。
近日中に誘ってみよう・・・・・・。

九条麗子は、品川駅東口に真夏の日射しを浴びて立っていた。
今日の彼女はベルサーチのベルボトムジーンズに
卑弥呼のミュール、MAXMALAの蛍光グリーンのキャミソール、
シルクのカウボーイハットといった
カジュアルないでたちだった。
「暑い。そしてこの獣の匂い。たまらないわ」
さっき恵比寿三越で買ったビーフジャーキーを齧りながら、
軽快な足取りで「食肉加工センター」に向かった。
「すみません、見学希望の九条なんですが」
係員はまたかという目で麗子を見たが、手に握られている
東京都の見学許可証を見て、門を開けた。
麗子は動物の脂肪でぬるぬるすべるアスファルトの上を
踊るように進んで行った。
「新しいプレゼンがはじまる。ぜったい買ってみせるわ！」
鉄の扉の前に立つと、かすかに動物の悲鳴が聞こえた。
麗子は「ブチッ」と音を立てて、ビーフジャーキーを噛み切った。

麗子は一瞬、別の匂いをかいだ気がした、周囲を見渡したが特別誰も見つける
事はなかった。

しかし、柱の影からキラッ！とレンズが光った。
「よかった、今日はエスケープをつけて来なくて、でもヘアリンスが
香った様ね」
ちょっと深めのスリットの入ったフェンディをシックに着た斎藤女史であった。
さっと上げた腕のロムルスは１７時１４分を差していた。

「九条麗子の経歴はほんとに面白いんですよ。」
営業の田中マキシミリアンは、宇賀神CDにコップにビールを注いだ。
「彼女慶応の医学部出て、コピーライターしてるんです。
　インターン研修までやってるみたいですよ。
　もちろん医師国家試験にはパスしてる。
　外科だったらしいんですが、理由があって付属病院やめてる
　ですよね。」
田中は九条麗子の黒豹のようなまなざしを思い出し、
軽く尿意を感じていた。

田中がふわりとお手洗いに消えると同時に、宇賀神CDの携帯がなった。
宇賀神は椅子にかけた上着のポケットから携帯を探ると、何やら4つに折った
紙切れが引っかかって一緒に引き出され、ぽとりと床に落ちた。

「あなたのペニスを料理したい。
　たっぷりとハ二−ソースをかけて・・・麗子」

思わず勃起！
おぅおぅおぅ

ハニーソースかけてくれ〜〜

俺もかけてやる〜

名エロスレの予感

何楽しいんだ？週末にせいぜい楽しんどけ。
社会人は月曜までお休みです。

ハァ、ハァ、ハァ････

麗子タン･･･

しかし、その紙切れが
斎藤女史がワープロで打ったものであることを
宇賀神は知る由もなかった。
「俺のあそこを
　あの娘はどんな風に料理してくれるんだろうか・・・」
宇賀神は期待と興奮で早くも亀頭を充血させてしまう自分が
ちょっと恥ずかしく思うのであった。

学割のレスは、なかったことで進行。

・・・・＞１８５
紙切れは北白川から聞いた麗子の携帯のナンバーだった。
同時に鳴った携帯は斎藤女史からの連絡であった。
「九条ってやっぱりかなり変質的ね、獣を見る目が異常よ」
（＞１９４御免、ここから続けてくれ）

「でもね、車は目立つはよ！」
「Ｚ３のブラック」

「やはり目立ちたがり、でも外科医の習性でマニュアルは敬遠か」
宇賀神はなんとなく納得した。
「それは、ともかくＭＵＪＩの速報はでたのかい」
斎藤女史は憂うつな声を出した。
「もう、グルインの時代じゃないわね、と言うよりＭＵＪＩのターゲット
は、グルインなんか来ないわね」
「でも感じとしては思ったより年齢層が高い！事かな」
俺もそれは予測していた。
だって、上手く着こなせばＭＵＪＩの衣料でパパスと負けないスタイリング
が組み上げられる。１０分の１の価格でね。

「パパスはちょっと感性的には
ターゲットが違うと捉えられているけどね。
キャラクター性を持つというか、他者との差別化を
求める人が好むデザインだから。
むしろ、テイストを限定しない
フリーパーツとしてのスタイリングアイテムがＭＵＪＩであるなら
コムサがやっているＬ．Ｄ．Ｂが近いと思うわ。
もともと前身はLoft　design　by･･･というイギリスブランドよ。
ファッションをプロダクトデザインとして発想したブランドだったもの。」
と、斉藤女史が煙草に火をつけながら言った。

「ある意味mujiは終わってるわ」
九条麗子はオリバーピープルの度付きサングラスを外しながら、
部屋に入ってきた。
「ブランドとして成熟期を過ぎたのよ。次に来るのは衰退期。」
斉藤女史の吐き出した煙りを手で払いながら、席に着いた。
「西武もやばい状態だった。かつてのパワーはない状態。
　だから、あえて大胆な戦略に出たのよ、あの時。
今年のキャンペーンは残念ながら、I&S/BBDOにいっちゃったけど。
　MUJIは、まだすすむべき方向が残されている。」
「あえて、８０年代的な王道の広告戦略は、どうかしら？
　ブランドとしての命をここでリバイスするって訳。
　そう、あえて古臭い手法でね。」

「古臭い手法って何ですか？」斉藤女史が７本目の煙草に火をつけながら
言った。
　「海外の有名人にMUJIの良さを語ってもらうのよ。
　彼らの家で普段着でね。」
　

「九条君すばらしいよ！」
俺は才能の豊かな女性には全く感動してしまう。
でもそれは途中までで、今回もまたいつもの様に肝心な所で意見が分かれるんだろうな、
と思いつつも、宇賀神はすでに九条麗子の話法にはまっている自分をコントロール
出来ないでいた。
「でも有名人だよな、タレントじゃだめだよな！」
俺としては、エドウインみたいにしたくないし。
と言って、無名の生活感のあるただ外国人では、ユニクロの外国版だし
と考えていた。
話題性もあり、生活感も嘘っぽくない人が・・・・・・・・
個人的には、リュック・ベッソンみたいなのなら、女性・男性両方ＯＫ
かな、とも思ったりしていた。
そう言えば、昔糸井が「おいしい生活」でウディーアレン使ってたな、
九条その手でくるのか？
宇賀神はどんどん九条の事がきになってしかたがない存在になって行く
のを自覚した。
俺はもうはまった。

九条はしっかりとした眼差しで宇賀神をみつめてこう言った。
「そう、人選がとても大事です。ターゲットの心をくすぐる人。
　ある意味、今はどうしてるんだろうっていう過去の人こそ、
　いいと思います」
九条はいつのまに買ったのかmujiのトートバッグから
小型のスピーカーとMP3プレーヤーを出して、スイッチを押した。
そこからは懐かしい音楽が流れて来た。
それは、カーペンターズのyesterday once moreだった。
「私は年令的に、コアターゲットではありません。
　でも、かつての映画や音楽のよさはわかります。
　やっぱりいいもはいい。そういうことです。
　今回のターゲットは熟年層ですが、同時に若い人にも
　訴求できるキャンペーンにできると思うんです。
　団塊の層の心をくすぐる有名人と、その人の若い時、
　そして現在の様子を広告でメッセージする。
　その人の生き方を通して、MUJIのブランドを訴求するんです。
　コンセプトは、いや、キャンペーン・スローガンは
　『いつも。いつまでも。』
九条はスイッチを切って、TULLYSのモカにゆっくりと砂糖を入れた。

　

ちょっと待って、
と斉藤女史。
すでにその手法は「ＭＵＪＩウォーカー」の出版で行ってるじゃない。
まさか、知らないわけ無いでしょう？

大体、ファッションなりライフスタイルのリーダーを
外人に求めるのは、時代に逆行してるのよ。
海外にライフスタイルリーダーを求める時代は終わったと思うわ。
もっと、ドメスティックな中でのオリジナリティを求めるのが
返って真実じゃないかしら？
と、斉藤女子は納得いかない気持ちを止められなかった。

最初のお約束どおり、クリには口出ししたくないけど
あまりに発想が古いプロトタイプだと思うわ。
傷ついたら、ごめんなさい。
ＭＵＪＩは、全く新しい価値観で訴えない限り、
訴求力はすでに無いんです。だから、一律値下げを敢行してるのよ。
いいものはいい、なんて理屈は全く通らない。
だって、ＭＵＪＩは品質、適正価格の面からも
いいものはいい、という認知はもうされてないんです。
そこをもう少し認識してください。
言うだけ言って、斉藤女子はあきらめたように部屋を後にした。

斎藤女史のほのかに香る残り香を楽しみながら
「嫉妬かな･･･」
と、宇賀神はつぶやいてみた。

九条はそれを聞き逃さなかった。
「宇賀神さん、それジョークよね。
彼女は以前から仕事したことがあるけれど、
少なくともジェラシーで、思いつきの意見を言う人じゃなくてよ。
それより、彼女の意見についてあなたの見解を聞かせてくださる？
場合によっては、このプレ、あなた抜きで私が仕切ることも可能なの。」
「私、結構怖い女かもしれなくてよ。」
九条は日本人で右に出るものがないくらい、魅力的なウィンクをして見せた。
　

しまった！はめられたか？！
斉藤女子と九条は敵対してるように見せかけて、
これは、何かの謀略かも知れない。
そういえば、彼女たちは初対面ではなかったと言った。
俺は追い込まれたように感じ始めた。

しかし、彼は、斉藤女史と待ち合わせたウェスティンホテルでの
今夜起るであろうできごとに考えをスウィッチした。
彼は、仕事とベッドの中の出来事は分けて考えるようにしているし、
そして斉藤女子もまた、同じような体質の女性であるのだ。
仕事では キリっととしている斉藤女史が、ベッドの中では別の顔を見せる。
「少しサディスティックなのだろうか？」彼は自分を疑ってしまうほど、
夜は斉藤女史を責めまくるのだった。
彼は自分の膨らんだ股間を遮るように、ジャケットを正した。

「で、どうなのかしら？」
挑発的に九条は耳元でささやいた。
「このプレの方向は？」

「ま、いいわ。あなたの見解は、明日にでも伺いましょう。
　でも、納得できなければ、私が仕切るわね。
　お・や・す・み！。」
　九条は飲み終えたコーヒーカップをそのままに、
　会議室を後にした。コーヒーカップには口紅が残っていた。
　

宇賀神は、頭の中が真っ白になった。
斉藤女史の発言は？そして九条の意図は？
ＭＵＪＩのプロジェクトには、何か裏があるのか？
軽い頭痛を感じた宇賀神は、
とりあえず今夜のウェスティンはキャンセルだなと考えていた。

今日の宇賀神はヘビーだった。
昨夜の一件も気になったが、それ以上に新規のプレ準備がいそがしかった。
こっちは、コンピュータ関連で、データ量をテラからペタにまで増やせる商品のプレだ。
もう、右脳も左脳も商品によって総動員だ、本当に何でもやるんだ、ナプキンから
ＰＣシステムまで。
だから、プレをするたびＣＤは各方面に独善的になってゆく。
誰かが、批判してたが、そういう人種だＣＤとは・・・・・・・・・。
だから、今日はそちらの仕事がメインになる、後は出来るだけすすめといてくれ。
と、宇賀神ＣＤからの長いメールが入っていた。

「よぉ聴いた？１局の鈴木部長、会議中にぶっ倒れたんだってサ」
「マジで？てゆーか、来週健康診断だろ？うちの部、このクソ忙しい時
に勘弁してほしいよな〜」
「おめーこそ、何か引っかかんじゃねーの？ション便の色、変じゃね？」

との会話が男子トイレから漏れていた。

宇賀神は本当に女に弱い。いや、女が好きだ、だから弱い。
でも一晩考えると、ちょっと勇気が出てくる。
ＣＤ室に九条を呼んだ。
「イエスタデイワンスモア、樋口可奈子、少しアッパーなファッション」
「何か思い出さないか、それとも、その当時日本にいなかったか？」
「オンワード２３区の立ち上がりだ！」

「私がめざしてるのは、そういう方向とは
　ちょっと違うんです。
　アッパーな感じというよりは、
　エタ−ナル・カジュアル。
　休日のパームスプリングの５０代ファッションともいうのかしら。
　私の企画がステレオタイプに見えてしまうのは、
　きっとストラテジーを真に理解してない証拠ですわ。」
九条はダビドフメンソ−ルに火をつけた。
　「リンゼイワーグナーとか、ファラフォーセット、
ちょっと趣向を変えてフィルスペクター、KC&サンシャインバンドなど、
若い時はがむしゃらにがんばってきた人の
今の生活感みたいなものにフォーカスしたかったんです。」

「なるほど、去年ＺＺトップなんかもあったな！」
「いや、否定してるんじゃない話題の作りかたは正しい」
「でも、これはかなり些細なデティールの話になっている、なら
これは！と言うのが出るまで考えないか？」
「場所を変えてもいいけど・・・・」
と言ってしまったが、俺はこの女とタメをはる勇気が萎えていた。
だって、これから別の客先へいくんだもの。

「CDは、恋愛とビジネスを区別できますか」
麗子はコーラルピンクの唇を舌先でペろっとなめた。
「私、愛とか恋ってあまり信用してないんです。
　いい経験があまりないから。
　だから、つくるものが女の子っぽくないのかな」
今日の麗子はいつもよりちょっと疲れて見えた。
宇賀神は、一瞬とてつもなく強烈な性衝動にかられる自分に
驚きさえ感じていた。

「なんて言ったら、すぐこうなのよね〜。」
麗子は突然笑い出した。
「ごめんなさい。時代遅れのコンセプターを演じてみたんだけど、
こんなタイプがお好きなのね？フフ、悪いけどまだまだあなたと
ヤル気にはならないわね。
いまさらパームスプリング････？こんな言葉に反応するなんて。
おやすみ！」

みなさ〜ん！センスありませんね！

「悪いが、俺は夜中のレスの半分は信じちゃいない。」
「俺自身もそうだが、アルコールで柔らかくなった理性は、余計な事を言ってしまう。書いてしまう。翌日後悔する」。
と宇賀神は言いながら、今日の暑さとどう対処するか考えていた。
昨日はプールにいた。
一昨日はなんと、懸案のMUJIへ行ってみた。
驚いた！
なんと、Ｔシャツ、Ｖシャツ、ニットトランクス・・・日本製だ、
300円で売っている。
全種類買ってみた、すごい、なんの問題もない。
100枚買っても3万円だ、もちろん100枚要らないが、それでクラブ１件分だぜ。
100枚買って、インドの低カーストの連中に送った方がどれだけ価値があるか！
俺は思った、何がＣＤだ、何がイメージ構築だ、
ユニクロのあんな派手な色じゃない、グレーとチャコールグレーと白と黒のいわゆる無印良品の色だ。
これの、どこにブランドイメージ広告を必要とする要素があるんだ。
もう、MUJIは、メーカーメッセージ的広告は要らない。
販促広告を見た目よく作れば良いんだ。
どんな話題性のある広告より、1枚300円の上質なＴシャツの方がはるかに
話題性は高い。
俺は、九条麗子を外す事に決めた。

ＴＨＥ　ＥＮＤ

ここに、広告業界は、商品を売るためのマーケティングの崩壊と、表現戦略の限界を
感じ、小泉極右政権と共に至上最悪の不況とデフレの波をかぶり、
今迄の、広告業界がバブルであった事を認識し、業界を根幹から再構築する時期が
来ている事を強く理解したのであった。
ＣＤもＡＤもＣも、もう何を言っても、やっても、この景気は沈没する。
企業は広告費んってものは、まったく捻出出来ない。
価格競争と実益のある商品のみしか生き残れない。
ＣＤは思った、「参議院選挙で大変革でも起きないと、広告業界の崩壊が始まる！」

その通りです。
これは、アメリカが歩んできた道でもあります。
ベトナム戦争万歳！

私たちは、そろそろ次の仕事を考える時期に来たってこと？

どうも、そうらしい。

暑いから休みます。

１週間考えました。夏だからやっぱりギャグ系にふりましょう。
テーマ『一緒にすると面白いもの』

（例）
ビーチバレーとクラシックバレー △
ニップレスとウオノメ取り △

・・・・・・・・・うーーーーーーんむずかしい。

マゾヒストとマゾヒスト

ジャンケンと喧嘩

野球と野球拳

相撲とストリップ

爪切りと指切り

ミッキーの衣装と洗濯屋

カウパー線とバルトリン線。

ゲインズ・ブルーとケイン・コスギ

缶切り、と缶蹴り。

暖房機と冷房機

ローンと貯金

赤ワインと焼酎・・・・うまいっすよ＜壊れるけど＞

ポパイとホットドッグ

突然ですが、経営があまり良くない様です、調べてみると視聴率３人でした。
なので、このまま■■■大人のサロン■■■に吸収合併いたします。
ので、一部コピペいたしますが、そちらを御贔屓によろしくお願いします。

つづきおねがいします