第39回宣伝会議賞スレ

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387某団体会員
どうしても、書き込みしたいことがあります。
少し、長文だけど。
皆さんのご意見を、お聞かせてください。

去年の審査員奨励賞の中に、
「私の家が小さいのは日本が狭いからだと思っていた。」
という作品がありました。トヨタホームのコピーです。
入賞者は24歳の主婦で、奨励賞5人の中で唯一、
広告関係の職についてない人でした。

話は変わりますが、5年ぐらい前のTCC広告賞の部門賞受賞作に、
「土地が狭いのは日本のせいだが、家が狭いのは自分のせいだ」
というコピーがありました。トヨタホームと同業種の企業の広告です。
もちろんTCC年鑑にも掲載されました。
電通のコピーライター(TCC会員)が書いたコピーです。

どう考えても、切り口は一緒ですよね。同巧異作。
(コピーのスッキリ感では、もちろん後者のほうが上ですよね)
宣伝会議賞の審査員の約半数は、TCC賞の審査員でもあるのに、彼らは
自分たちがTCC賞を与えた広告コピーすら憶えていないのでしょうか?
それとも「土地が狭いのは日本のせいだが、家が狭いのは自分のせいだ」
というコピーを知った上で彼らは
「私の家が小さいのは日本が狭いからだと思っていた」が
応募作7万通の中でベスト8に値すると判断したのでしょうか?
・・・っていうか、この賞、一次審査委員はTCC会員なんだから、
TCC賞のコピーは年鑑とかで見てるはずですよね。
なぜ、一次を通過させたの?
TCC賞のコピーを書いた先輩TCC会員に失礼なのでは?
もちろん、主婦がTCC年鑑からコピーをパクるとは思えないから、
このコピーを応募した主婦に罪はない。むしろ被害者だと思うんだけど。
これじゃあ、斬新な切り口を探そうとする意欲がうせる。
「素人がTCC賞のコピーと同じ切り口を見つけたのはエライ!」
という誉め言葉は成立するかもしれないけど、入賞させるのは許せない!
ちゃんと選んでるのか、審査員!!!
TCC賞も宣伝会議賞もテキトーに選んでるんじゃないのか、ゴルア!!
って気分です。あ、でも入賞者に罪はありませんよね。
あ〜、でも何だか少しスッキリした。この書き込みのお陰で。
あ、ちなみに私は・・・、いや、やっぱやめとく。