過疎ってるからもらっていい?
レス無し。メンヘル板の過去ログから抜粋
【発障の森で小人と暮らすお姫様】
お城に来た新しいおかあさまの命令で水汲みやお掃除をしていたら、ある日森へ連れていかれてそのまま置き去りにされてしまったの。
歩いていくとやっと入れるような小さな小さな小屋があったわ。
中にはかわいい小さなベッドが7つあったのよ。
小人の小屋には小さいかわいいベッドが7つあったのよ。
すごく眠くなったからベッド全使いで寝たら、バキッと音がして潰れちゃいました!w
使えない物は視界にいらないからそのままにして、果物と生クリームロールケーキとワインを頂戴して小屋を出てきたわ。
もっといい所があったらそっちのほうがいいじゃない?
そして旅を続けるとまたよさげな小人の小屋があったの。
東の小人小屋には少しだけお米があったわ。
畑があったけどお野菜は干からびていたの。今年は日照りだったのかしら?
物足りないわね!
お米だって炊くのがめんどうくさいじゃない。炊いて冷凍しておけばいいのに。
いいやここで炊いちゃおう!
水釜の栓をひねると、バリバリバリーン!
破裂してキッチンが水浸しになっちゃったww
水釜の手入れぐらいしときなさいよ!自分たちの水場でしょ!
生クリームロールケーキはもう食べちゃったので、少しのお米と果物とワインを持ってそのまま旅を続けたの。
西にも小人の小屋があった。小人ばっかり、物足りない!
小屋では小人が待っていた。
北と東の小人から知らせを受けて待っていたらしい。ありがとう!
なんかお話ししていたけど面白くないから忘れてしまった。
食べるだけでなく、一緒に作りましょう、パンを作って仲良くなりましょう、と言っていたわ。
仲良く作るのは見るだけでいいけど、仲良く食べたいので「出来たら呼んで」言い残し、丸く取り囲まれていたのでその中で一番小さい、口がパクパクして言ってることが聞こえない小人のとこから外へ出たわ。
聞こえないんだものしょうがない。でもわたしは気にしないから!
大木をカワユクくり抜いた倉があった。なかなかカワユイ。
ワインが無くなったので一樽荷物に入れる。小人のだからとてもちっちゃい。
こんなちょっとなのに何か足元で騒ぎ出した。でもちょっとだもん♪
小人達に「無い物を嘆かないで街へ出て楽しく暮らせばいいのに」というと、静かになった。
小人が目を点にした隙にワイン一樽と茸と卵も頂戴した。
目の前にいる人が怒らなくなれば、その時わたしは自由になる。
湖で魚を釣っていると、馬の蹄の音が聞こえたので森の奥に目を凝らした。
姫が王子と馬に二人乗りしていたので気づかれないように後を付けると街が見えてきた。
どうやら余所の姫は王子様という人に大事にされるらしい。
噴水のある広場には、王子と姫の二人組が何組もいた。
街や二人組のことがまだ何もわからないので聞く人を探すと、酒場を見つけた。
『ИH系』という変な酒場で、米を出すと教えてくれたわ。
どうやら魔女の売るりんごを食べると王子をもらえるらしい。
魔女の居場所もわかった。行ってみよう!
地図を見て歩くと迷ってきた。
路地裏に、森の住人でない小人を見つけた。
怖いことを大きな声でわめきながら薪や石を投げてきたのよ。
なんか腹が立っているらしい。何を言っているかわからない。
「誰か腹立てるタゲを探してるんでしょ。森にたっくさん小人がいるよ」と言ってみたら一目散に森へ走っていったわ。
もっと路地裏に入っていくと、独り言をいい続ける人や酔っぱらっている人、危ない人がたっくさんいた。
マスクをして高い靴を履き鎧を着ているる小人がいた。
大きなふりをしているけどばれている。窓から目を出して見物!
パンをもぐもぐ食べると走って外へ出てきて人に話しかける。
話すとまた家へ入ってパンを口につめこむ。
人に話しかけられるともっと話し続ける。たまに押しのけて逃げられる人もいる。
逃げられない相手は壁に追い詰め、大きな鎧で逃げ道を塞ぐ。そして気を失うまでしゃべる。
家の周りには気を失って倒れた人がごろごろと転がっていった。通りすがりの人はその体をまたいでいく。
窓を開けて言ってやった。「森へ行ったら小人の小屋があって好きなだけおしゃべりできるよ」
その小人は鎧の音をうるさく立てて一目散に走っていった。
路地裏には質屋があった。
たまに「ああ少ない!少ない!」と言いながら、ちょっとしかお金をもらえなかった人が出てきたわ。
するとおしゃれでカワユイ小人が笑顔で待ち構えていて「トモダチだよね」と言う。
「トモダチだよね」「トモダチだよね」「トモダチだよね」
「トモダチだよね」「トモダチだよね」「トモダチだよね」
「トモダチだよね」「トモダチだよね」「トモダチだよね」
背が届けばフレンチチュウとかもしてる。
そして話かけられた人が何か返事をすると「うるせえから!」と態度を変える。
「調子乗るんじゃねえよ!」「何様かっつってんだよ!」「偽善者!」「親不孝!」「ドロボー!」「下手糞!」「嘘つき!」「詐欺野郎!」「男たらし!」「女たらし!」「仲間外れ!」
とかの罵声を、ストレートパンチを決めながら叫ぶ。ハイキックも不思議と決まる。
森へ行ったら小人の小屋があって好きなだけそうゆうことできるよ。
カワユイ小人に言うと、一目散に走っていった。
路地裏を抜けると、街外れに小高い山が見えてきた。魔女はもうすぐだ。
フェンスと看板があった。
『ここに収容されている囚人達は、正しく裁かれてから更正のための服役指導と投薬治療も受けている、れっきとした国内の犯罪者です』
フェンスのすぐ向こうに刑務所があった。すごい長さで牢屋が並んでいる。
「かわいそう。かわいそう。かわいそう。かわいそう。かわいそう。かわいそう」
と言いながら斧で鍵を壊している小人がいた。
いつまで開けていても牢屋は無くならない。囚人は次々逃げている。
小人は看守につまみ上げられフェンスのこっちに放り投げられた。
「誰もお礼を言わないし仲良くしてくれないの!」小人は泣きながら言った。
森へ行ったら小人の小屋があって好きなだけ仲良くしてくれるよ。
言うと小人は一目散に走っていった。
地図のとおりの家に個人営業の魔女を一人見つけた。「りんごちょうだいな」と頼む。
よりによって「急いでいるの」と言って逃げようとしたから強引に捕獲した。
「しかたないね」よぼよぼの老人魔女は、ほうきを長く伸ばして二人分の席を作ったから、座ってあげたわ。
ほうきの上で話を聞いた。魔女は副業をしていた。「黒魔術だけじゃ食べていけなくてね」
魔法靴、魔法帽子という魔法グッズを作っては納品していた。大きな薄汚れた袋をほうきにぶら下げていた。
「姫の新しいおかあさまを知ってる。美人だから玉の輿に乗って勝ち組になった魔女だわね」
勝ったか負けたかでものを言われると、ハイになれる。もっと言って!
丘に降りるとナースが走ってくる。「血が足りない人に用意した血を半分以上飲んじゃったの!早く静かにさせて!」
ついた場所は病院だった。
激しく動く患者に魔法の靴を履かせると、四時間くらい静かになるんだとかw
魔法が切れた靴は魔女が充電に引き取って帰り、魔法の充電が終わった靴を納品に来ているらしい。
靴の他に帽子もある。なんだそれはww
患者の声が聞こえてきた。
「あたしから逃げようとしてるだろ!あやまれ!」
「あたしを差し置いて同情集めやがって!」口の赤い小人がナースに引きずられながら運ばれいた。
病気が重い人ばかり、手術中に、注射中に、食事中に、リハビリ中に乱入。
患者仲間が病んで治療を受けているのを見るとこうなって、魔法の靴や帽子を使わないと止められないんだそうだ。
「あたしが苦しむのを待ってるだろう!あやまれ!」
「あたしを傷つけるための作戦を練ってるだろう!あやまれ!」
「あたしをひとりぼっちにしようとしてるじゃないか!あやまれ!」
「あたしのことを今夜笑い者にするんだろう!あやまれ!」えんえんと続いた。
もうこんな小人を見るとハイになる癖がついてしまったw
つい嬉しくて言ってあげてしまうw
森へ行ったら小人の小屋があって好きなだけあやまってくれるよ。
小人は一目散に走っていった。
りんごは予約が取れた!代金がわりに米を持ってこいと言われたわ。
魔女が中古の魔法靴をくれた。『あやまれ』小人を森へ行かせたお礼だって。
悪い行いを改めて働く力を出す靴らしい。でも、短くはない道を帰るんだ!
みるみる足が重苦しくなった。森のそばの湖まで来たので、片足ずつ蹴とばすとくるくる飛んでいったわ。
何日かぶりに帰ってきた小人のいる森。丘の上から見下ろすと煙と火の手があがっている。
木が傾いていき、倒されていく。
森を信じ切って住み着いていた小鳥たちが、群れをなして飛び立っていく。
丘の上からでもあちこちから泣き声と怒鳴り声が聞こえてくる。
「誰かに怒りてえ!」「話し合え」「トモダチだよね」「かわいそう」「あやまれ!」
豊かで平和な眺めが壊れてきている。怒号が飛びかう森。
何だらしない生活やってんのよ!いい気になって堕落してんじゃないわよ!
いくら小人でも身の回りをきちんとする努力は自分でするもんでしょ!
いい加減に人のせいにするのをやめてしっかりしなさいよ!
自分で努力しないで言い訳ばっかりする人は許さない!
どんなに悲劇ぶったって偉い人もお金持ちも、今の小人さんたちには何もしたくなくなるよ!
悪いのは小人さん。だらしないのも小人さん。
さー、北と東と西の小屋からお米を全部運び出さなきゃ。w
小人は畑で働く。しかし進んでいない!手ではなく口を動かす一群がいるからだ。
「こうして怒ってる人を話も聞かずになおざりにする態度ってどうよ!」
「食べる権利を盾にして話する権利も踏みにじるほどお前らお偉かったかしら。この結論は何時間かかっても必ず…」
「トモダチだから絶対あたしから逃がさない。時間も頭もどこまでもあたしのもの」
「かわいそうな所から救ってあげたからには満足する見返りくれるまで離さない、絶対に」
「詫び入れたその足で逃げるってどうよ。詫びる人らしい態度も取れない人間ですって大声でふれて回ろうか」
人数だけは何倍にも増えていた。
働く気も無くした小人、そして古い小人で働く役となだめる役に別れた小人もいる。
人数が増え、畑仕事の進みがガタ落ちした。なにやってんのよ!
小人がわたしに気付いた。ほらしっかり働きな!土や野菜は言い訳なんて聞かないよ。結果が出たら引き受けるのは自分たちだよ!
東の小人が、言いたいことがあると言う。
小人が言うには前に、欲しい物があるときはお願いをする約束をわたしがしたという。
どのくらいならもらえるのか聞いて、そのとおりの物しかもらわないことになったんだという。
小人だけが不思議に、わたしは約束をしたと思っているらしいけど、わたしは3日経ったのでさっぱり忘れた!
「北の小人が、東に色々あるらしいよって言っててさー」
西の小人は聞く。
「どうして人の物を持ち出すのか」あるから。
「自分の物を代わりにくれるのか」あげない。
関係ない小人が割り込む。「うるせえだまれっつってんだ!」
「はいはい」と誰かが連れ出す。
最後にごまかしておく。「東の小人が、西なら余裕があるらしいよってね…」
北の小人も言った。
「盗みはいいことか悪いことか」許せないこと!
「姫がしていることも悪いこと」わたしは前向きだから気にしない。悪いことなんて決められたくない。小人さんには関係ない。
また別な小人が割り込む。「感情的ウゼー!しゅうりょー!お前らのトークが一番ウザイってよわーいわーい!」
「はいはい」と誰かが連れ出す。
最後にごまかしておく。「西の小人が、北なら余裕があるらしいよってね…」
ついつい東へもどってきた。ただいま!
「小人にも生活がある」無かったら街でお金をもらえばいいじゃない。行動するのは自分でしょ。
「小人は困る。やめてほしい」何を言ってるのかわからない!下手なお話ししかできないなら邪魔だから黙ってて!
別な小人が割り込む。「そんな話ばっかしてないで一番かわいそうなのは誰かちゃーんと考えてよ!うぇーんうぇーん!」
手が足りなくて、連れ出す小人はいなくなった。
困っても困ってもだから何?わたしが持ち出しても、自分の生活なので小人は働いていくんでしょう。
困っても困っても頑張るのが小人さんでしょ!
行く手に蟻の行列。踏みつけると隊列が乱れた。蟻さんは自分で何とかする。わたしに何も言わなかった。
小人も何も言わなくなればいいのにな。
北東西のお米を持って、また魔女の家へ来た。
予約したリンゴは一箱もあった。「好きなの一個選びなさい。それが姫の分だよ」
色、形は全部同じだった。「クローン技術のりんごさ。でも一つ一つ、王子様のタイプは違うよ」
考えると思考停止したから、つい箱ごと抱えて魔女の家を後にしてしまった。考えるのは嫌ーい。
湖のほとりで、りんごを全部食べるとそのまま眠くなって寝てしまったの。
りんご全部分眠ってしまった。何日寝たか分からない。
目が覚めると、森と湖は今にも嵐が来そうな黒い雲におおわれていたわ。
暗雲たちこめるかなたから、馬の蹄の音がした。
その馬の通る道の草は枯れ、花はしぼみ、息がかかった者は魂を抜かれるという噂の黒馬に乗った王子が、プロレスの仮面を被って現れた。
気に入った!ちょっと年いってるけど、カワユーイww
しかし王子は貧乏で、わたしを贅沢三昧させることはできないそうだ。かわいそうになった。
森の東に自分用の小屋を建て、看板を立てた。『本を作りたい人、お金を持ってきてくれたら相談にのります』
街の人々に知らせて歩いてみた。お金が来る!お金が来る!楽しみだなあ!
小人がほっとした顔をした。なんか勘違いしているけど気にしない。
畑のそばを通りかかると、古い小人が新しい小人たちに吊るしあげられていた。
古い小人がこっちに向かってなにか言ったけど聞こえない。気にしない。
新しい小人たちもなにか言った。声が大きくなってうるさい。
古い小人に言った。「嫌ならここにいなくていいよ」
新しい小人にも言った。「嫌ならここにいなくていいよ」
新しい小人が一人、二人、飛び出してきた。「嫌じゃないよ。姫が大好きだよ!」
ニュータイプの小人が少しずつまわりに集まってきた。かれらは他の小人にしがみつかれても気にしない。
小人が小人をリンチしていても気にしない。行き倒れてる小人かいても気にしない。
ほったらかしても気にしない。わたしがどこの小屋からなにを運び出しても気にしない。
勝手に集まるだけだからもちろんわたしも気にしない!
ニュータイプは倒れた小人たちのうえをまたいで、踏みつけても真っ直ぐわたしの小屋を目指してくる。
「大好き!楽しみ!しあわせ!」と笑って、独り言をゆってくる。
止まれ、と言ったら止まる。ごきげんにする。
動け、と言ったら前に崖があっても動く。転んだ小人がいても踏む。ごきげんにする。
他の小人は全然見えないんだそうな。変な人たち。
ニュータイプの小人を見ているうちに、窓から顔を出さなくても見えるようになってきた。
北東西の小屋へ行くのが面倒だな、と思うと、食べ物が飛んでくるようになったの。
パン、お米、キノコ、野菜、野イチゴ、ケーキ、ワイン、お紅茶、飛んでくるから食べてあげてるだけなのよ。
魔法が身に付いたんだろうか?
古い小人がきた。この小人は街へ行ったときに後を付いてきたことがある。
「姫のようになりたい」っていう。似たようなのが何人か付いて来てたので、煙に巻いて逃げてやって、忘れてた。
機嫌が激悪い小人に引きずり廻された後、持ち物を差し出して、粉々にぶっ壊させてあげていたこともあった変な小人だ。
そいうの、何人かいたけど…変だから忘れてた。
「姫のためにそうした」って言ったと聞いたけど、忘れてたわー。
古い小人たちが手紙をよこした。
小人たちが魔女の館へ行って聞いたことだけど、わたしがりんごを食べて出会う王子には魂を抜かれる運命だったらしい。ふーん。
でも3日経つと忘れたわ。
お金とお米を持っていくと王子は喜んだ。ほめられちゃった!
なぜか王子様と結婚する結末にならないことだけが不思議。
それは、自分が魂を抜かれた魔女になってしまったからだと小人たちに言われたけど、気にしない。
魔法を教えてほしいと言ってくるニュータイプもいた。
適当に「自分のやりかたを努力して見つけなさい」と言ったら、ほんとに努力して、
お金を王子に運んでわたしがほめられたり、森を勝手に抜けて街の人にさらしものにされに行ったりした。
何もしてないのに激悪小人にわざわざ謝りに行った小人もいる。ボコられて起き上がれなくなったのもいる。
も う 知 ら な ー い !www 変 て こ す ぎ る !www
他のニュータイプから話聞いて、ワイン飲み飲みみんなで笑っちゃった。ニュータイプもニュータイプを平気で笑う。
もう何も言わなくても、小人は勝手にわたしと王子の機嫌を取っている。
わたしが黙っているだけで、わたしの言葉を勝手に用意して、用意した人を他の誰かが責める。
責められた小人は泣いて謝る。責めたほうは、また別の違う小人に責められる。
その責めた小人もご飯のときに怖がられて孤立するので、違う小人を探す。
お話しながらまたわたしの言葉を考えてる。黙ってると頑張る。もっともっと頑張る。
見ているまわりの小人も、そのやりかたを見て頑張る。何人も頑張る。たまにニュータイプだけほめても頑張る。
そういう小人しか生き残れない。わたしに相手にされないと小人たちは誰にも相手にされないもの。
つまりなんでもしていいんだわ!小人の中だけで、勝手にグルグル回ってくれるから。
わたしは今日も言う。「街へ出よう。努力しよう」これだけ言って、黙る。食べる。
ニュータイプにも食べさせる。「楽しい!」と言う。
この小人たちには、楽しい、と感じる神経がある。
そしてその足の下に仲間を踏み敷いても感じる神経がない。
ほんとのことは言わない。街へなんて、出なくていい。
小人たちに頑張る神経だけがあればいい。わたしがいつか、優しいことを言うかもしれないってゆう、期待をしてればいい。
小人さんたちは、蟻さん。苦しみも期待も感じる神経がある、蟻さん。
病気になっても頑張ろうと思える、便利な神経を持っためげない蟻さん。
苦しみと期待の間を下降と上昇しているだけの永久振り子蟻さん。
わたしは頑張るかどうかなんて気にしない。そのとき気に入った神経の小人を、使いたいときに使うだけ。
でもほんとのことはわざわざ言わない。
使い物にならなくなった小人から、たまに手紙がくる。
宛名が「姫」から「魔女」になることもある。でも届くんだなこれがw
恨みごとらしいんだけど、わたしにはどうしても、どうしてもそれを気にする神経はない。
ある日、南の小人がこの森を見物に来た。もてなしてあげてみた。
北東西の小屋にいいものが無くなったので、次は南に行くよ!
END