みさお:ノ(iリ;゚ー゚ノリ<確かこの辺りだったな。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ー`ノ.i|<反応はここから発せられているはずなんだけど・・・・・・?
(みさおとあやのは邪悪な反応を察知してとある山々の中に居た、周りは木が生え透き通った空気が包み込む)
目の前を通りかかった少女<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・。
バタン!(←少女が倒れる音)
みさお:ノ(iリ;゚ ヮ゚ノリ<あやの!あそこに誰か倒れてるぜ!
(一目見ただけではみさおと見間違えそうな少女が倒れている姿を見つける、
手当出来る場所を探していた時)
慌てた表情をした少女:|!ii ゚(フノ.i|<ハァハァハァハァ・・・・・・・。そこの貴方、しーちゃんを離して!
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ヮ`ノ.i|<しーちゃん!?その子の名前ですか?
(するとあやのと見間違えそうな外見をした少女が剣を構えみさおに襲いかかる体勢に入る!)
みさお:ノ(iリ;゚ ヮ゚ノリ<ま、待ってくれ!私らはその子ヴぁ倒れていた所を助けただけなんだってヴぁ!
(みさおが抱えている「しーちゃん」と呼ぶ少女を助ける為に民家を探していた事を説明すると少女は
あっさり納得したのか剣を了った)
みさお:ノ(iリ;゚ ヮ゚ノリ<詳細は後だ、今はこの子の手当が出来る場所を探そう!
少女:|!ii;゚ -゚ノ.i|<分かったわ!
(と少女と共に探していると1件の民家を見つける、周辺には民家もなく木や薪木・数々の道具類が放置されたままだ)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<すいません!何方かいらっしゃいませんか?
(戸を叩いてみても反応が無い、留守か空き家の様だ)
少女:|!ii ゚ -゚ノ.i|<仕方ない、ここは家主には悪いけど勝手に入らせて貰うしかないわ!
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<みさちゃん、戸を!
みさお:ノ(iリ ゚(フノリ<分かったぜ!ん! ガラッ!(←戸があっさり開く音)
みさお:ノ(iリ ゚(フノリ<と言うよりそもそも鍵が掛かっていないぜ・・・・・・・・。
少女:|!ii ゚ -゚ノ.i|<不用心ねぇ・・・・・・・。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ヮ`ノ.i|<と、とにかく入りましょう!
(民家の居間で「しーちゃん」と呼ぶ少女を手当する事数分・・・・・)
「しーちゃん」と呼ぶ少女:ノ(iリ;-ヮ-ノリ<う・・・・うーん・・・・・・・・・・。ここは・・・・?
(少女が目を覚ます!)
みさお:ノ(iリ゚ー゚ノリ<目覚めた様だぜ!
少女:|!ii ゚ー゚ノ.i|<しーちゃん、あの方が倒れた所を助けてくれたんですよ!
「しーちゃん」と呼ぶ少女:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・・・・・・・・そう・・・・・・・・。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ヮ`ノ.i|<体調の方はもう大丈夫ですか?
「しーちゃん」と呼ぶ少女:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・、大丈夫・・・・・・、けど・・・・・・・・・もう少し休みたい・・・・・。
助けてくれてありがとう・・・・。
少女:|!ii ゚ -゚ノ.i|<ありがとう御座いました!あなた方がしーちゃんを見つけてくれなかったらどうなっていたか・・・・・・。
あ、貴方方は何者なんですか?
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ー`ノ.i|<ドタバタしてて紹介をまだしてなかったわね。
私は峰岸あやの。ドラゴンテイマーのお勤めをしている最中でした。
みさお:ノ(iリ゚ ヮ゚ノリ<日下部みさおだぜ!あやのに仕える従者だ!
少女:|!ii ゚ -゚ノ.i|<私は”ディージナル・アヤトス”、この子はしーちゃん事、”ドラゴラム・シルファ”です。
私の事は「アヤトス」で構いませんよ。
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<私はドラゴラム・シルファ・・・・・・・・・。
(ディージナル・アヤトスとドラゴラム・シルファ、2人の少女からは龍の波動が纏っている事をあやのは察知した
ディージナル・アヤトスは容姿・言動共にあやのそっくりだが頑固な一面もある
あやのと服装を合わせれば良く判別しないとあやのとは区別が付かなくなるほどそっくりだ
むしろみさおでないとあやのとディージナル・アヤトスとの判別が出来ないだろう・・・・・・・
一方ドラゴラム・シルファは容姿はみさおそのままだが性格はみなみの性格そのままだ
ディージナル・アヤトスへの信頼は一段と強く
謂わば”(みさお+みなみ)/2=ドラゴラム・シルファ”となりみさおの体にみなみの魂が憑依したような存在だ)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ヮ`ノ.i|<シルファさんが倒れたのには何があったんですか?
何か深い事情がある様にも見えるんですけど?
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<ねぇしーちゃん、この人達(みさおとあやの事)をどう思う?
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・、この人からは悪意が感じられない・・・・・。この人の目はアヤトスと同じ目をしている・・・・・・・・。
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<しーちゃんが言うからにはこの人は敵意が無いって事ね!”アレ”を話しても大丈夫ね!
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・・・・うん。
みさお:ノ(iリ;゚ -゚ノリ&あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ´ー`ノ.i|<・・・・・・・?
(2人にはアヤトスとシルファが話している事が分からなかった)
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<ドラゴンテイマーか・・・・・・・・・。その名を聞くのはあの時以来ね・・・・・・・。
良いわお話します。
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<しーちゃん事シルファはお父さんがドラゴンでお母さんが精霊という異端な存在から
生まれた子なんです・・・・・・。
ドラゴンと精霊との間に生まれた人間の子、それがしーちゃんなんです・・・・。
しーちゃんは村の人達、特に精霊達に反感を持つ人達から忌み嫌われていました。
お父さんはまだ物心付いて間もない頃に村の人に殺され、お母さんもショックで
後を追うように亡くなってしまったんです・・・・・・・。
みさお:ノ(iリ;゚ -゚ノリ&あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚ -゚ノ.i|<・・・・・・・・・・・・・・・・。
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<私と会うまではしーちゃんはたった1人で生きてきました。
しーちゃんと初めて出会った日の事は今も忘れる事は出来ません!
しーちゃんは誰も信用出来ない心の中で私を友達として認めてくれた、
私は幼い頃からしーちゃんのたった1人の友達として、護るべきモノとして守ってきたんです!
(アヤトスが語るシルファの過去、シルファの壮絶な生き様に2人は絶句した・
人間でもドラゴンでも精霊でもない存在として生まれた事、住んでいた村で村八分を受けていた
シルファ、孤独だったシルファに手を差し伸べたアヤトス、シルファにとってアヤトスは掛け替えのない仲間だ)
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・アヤトスは・・・・・・・・私の・・・・・・たった1つの・・・・・大切な・・・・・・友達・・・・・だから・・・・・・・・・。
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<そんなある日、私がしーちゃんを秘密裏に匿っていた事が村の人達にバレ、
しかも私もしーちゃんと同じ、ドラゴンでも人間でもない存在であったと判明してから、村を追い出されてしまったんです!
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<村を出て私は山に籠って剣術の修行をしていたんです!それはもちろんしーちゃんを
守る為の力が欲しかった
から。しーちゃんも「守られるだけの存在はしたくない」としーちゃんの中に眠る龍の力を制御する為の修行
をしていたんです。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;´ヮ`ノ.i|<アヤトスさんはシルファさんを守りたい思い
”大切な物を守りたい思い”は私も分かります!
私の知り合いにアヤトスさんと同じ目的で修行している人(シグナム・みなみの事)がいますから・・・・・・・。
アヤトス:|!ii -ノ.i|<私は・・・・・(グスッ)しーちゃんの支えになりたい!心に希望を持たせてあげたい!(←涙目で)
(アヤトスのシルファへの思いはシルファの心の支えとなり強い絆を生み出している)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ´ヮ`ノ.i|.。oO(アヤトスさんとシルファさんの間にある強い絆、
私とみさちゃんとの関係と同じモノを感じます!)
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・私はアヤトスを・・・・・信じてるから・・・・・・・怖くないよ。アヤトスが居るから安心・・・・出来る・・・・・・・。
みさお:ノ(iリ;゚ -゚ノリ<確かに村の人達の扱い振りは許せないぜ!
天使とか精霊の力って歓迎されるヴぁかりではないんだなぁ・・・・・。
魔女、鬼女と迫害されることもある、『人間以上の力』を持っているだけで虐められる
シルファもアヤトスはまだ幼い頃からそんな思いをしてきたんだなぁ・・・・・・・・。
アヤトスもシルファも”人間の心の醜さ”に晒されてしまった、そうなんだよな?
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<・・・・・・・・・・うん。
あやのさん、みさおさん、人間は何故争いを止めないのでしょうか?
みさお:ノ(iリ;゚ -゚ノリ&あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚ -゚ノ.i|<・・・・・・・・・・・・・・。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚ -゚ノ.i|<人間は確かに争う合う存在だよ。その人間達によって
”龍精戦争”は起きてしまった・・・・・・・。悪意ある人間は争いを好む、それに反して争いを嫌う人間も居る。
私とみさちゃんは”ドラゴンテイマーコンビ”として「ドラゴンと人間を結ぶ橋渡し役」としての役割を担っている。
ドラゴンテイマーって言う称号は「ドラゴンと人間が仲良く生きていける様な場所を作る為にあるんだ」って
最近思ってきたんです!
(とあやのが近況を話した、あやのの話にアヤトスとシルファは次第に心を開き始める)
アヤトス:|!ii ゚ -゚ノ.i|<あやのさんの様な人間に会うのは初めてです!ここまで私やしーちゃんの事を考えてくれている人間は
村には居なかったよ・・・・・・・・。
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・・・。
(とその時!)
ドン!ドン!ドン!(戸を叩き開ける音)
みさお:ノ(iリ;゚ ヮ゚ノリ<まさか家主が帰ってきたのか?
(戸が叩き割れると家主らしき人間ではなく、奇怪なる妖怪4匹が襲い掛かってきた!)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<プロテクション!
(襲い掛かる妖怪をあやのの防御魔法でアヤトスとシルファを守る!)
みさお:ノ(iリ ゚(フノリ<おりゃああああああああ!!!
妖怪<ギャアアアアアアアアアアア!!(←みさおの”ブレイブショット”で仕留められる)
みさお:ノ(iリ;゚(フノリ<何で妖怪がこんな所にまで現れたんだ?
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<ここを離れた方が良いわ。しーちゃん、もう動ける?
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<コクリ・・・・・・・・・。(頷く)
(空き家の外に出てみると山の中腹辺りから煙が狼煙の如く上がっていた)
ドカン!ドカン!(←爆発音)
みさお:ノ(iリ ゚(フノリ<あの辺りからだ!
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<確か彼処は村があった場所よ!村の方も妖怪の襲撃を受けているかもしれない、
確かめに行かないと!
(アヤトスとシルファが飛行魔法で飛び出そうしてた時、)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<待って!ここは私の龍達で飛んだ方が速いわ!
私も一緒に行きます!出でよ、ボーマンダ、ライリュウ!
(あやのがボーマンダとライリュウを召還しみさおと共に騎乗する)
みさお:ノ(iリ ゚(フノリ<2人とも乗って!
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<わ、分かったわ!しーちゃん! シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・うん。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、ライリュウ行って!
ボーマンダ&ライリュウ(あやの訳)<了解!
(アヤトスとシルファを乗せると超高速で中腹へ飛ぶ事数分、村へ到着する!しかしそこには・・・・・・・)
アヤトス&シルファ:ノ(iリ;゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・・・・・・・!!(←変わり果てた村の姿に唖然)
みさお:ノ(iリ;゚(フノリ<な、まるで戦場跡じゃないか!!アヤトスが話してた村とは全然違うぜ!
(村は妖怪の襲撃を受け既に廃墟となっていた、家は瓦礫の山となり広場だった場所は村人の死体で溢れかえ
農作物を作る畑も破壊されていた・
”妖怪避けの結界”は全ての街・村の普及している訳ではなく
地方によっては全く施されていなかったり(設置予算・設置場所的な意味もあるらしい)
設置されていても型式が古い物である街・村も存在している、アヤトスとシルファが育った村も
結界が設置されていなかった村の1つであった、
※明日菜がケルベロスの襲撃を受けた街も結界が全く設置されていなかった場所の1つ)
アヤトス:|!ii;゚(フノ.i|<ここが村だったと言うの?
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・アレ。(←村の外れにある何かを指差す動作)
ライリュウ(あやの訳)<あやのん、周りを調べてみたんだけど村の人誰1人生きてる人が居ないわ!
ボーマンダ(あやの訳)<こっちもダメだ、生きてる者なんて誰もいない!
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<しーちゃんが言うからにはここが村である事に間違いないわね!
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚(フノ.i|<ダメ、この人ももう死んでしまってるわ!
(村の惨状はカムエル村跡地と同じ光景だった、アヤトスの両親も遺体となって発見されたのだった)
アヤトス:|!ii T(フノ.i|<父さん、母さん!!!うわあああああああああああああああ!!!!!!
(発狂寸前のアヤトスをシルファが止めに入る!)
アヤトス:|!ii T(フノ.i|<しーちゃん、しーちゃん!ウワアアアアアアアンンンンンンン!!!(←悲しみの涙)
シルファ:ノ(iリ -ノリ<アヤトス・・・・・・・大丈夫だよ。私が側に・・・・居るから。(←アヤトスを抱きしめる)
みさお:ノ(iリ; -ノリ&あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii; -ノ.i|<・・・・・・・・・・・・・・・。
ボーマンダ&ライリュウ<・・・・・・・・。オオオオオオオオオオオオ!!(←冥福を祈る咆哮)
(悲しみに刳れるアヤトスと慰めるシルファをただ見守るドラゴンテイマーコンビ、みさおが)
みさお:ノ(iリ#゚(フノリ<妖怪、出てこい!!村のみんなを殺した妖怪め、隠れてないで出てこいや!!
(村を滅ぼした妖怪への怒りが爆発した!みさおの声に反応したのか妖怪が続々と集まってくる!)
シルファ:ノ(iリ# -ノリ<許さない・・・・・・アヤトスを泣かせるモノ・・・・私は絶対に許さない!
(するとシルファの姿が徐々に変化していく、やがてボーマンダと同じ大きさの黒い龍の姿になった!)
アヤトス:|!ii ゚ -ノ.i|<しーちゃんには”レットアイズ・ブラッドドラゴン”の力が封印されているの。その封印を解いたのね!
レットアイズ・ブラッドドラゴンの声<アヤトスの怒りと悲しみを食らえ!
(レットアイズ・ブラッドドラゴンが放つ漆黒の炎が妖怪を倒していく)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、ドラゴンショット!ライリュウ、サンダーボルト!
ボーマンダ<ゴオオオオオオオオ!
(ボーマンダとライリュウの砲撃が妖怪を一掃していく、アヤトスの悲しみを終わらせる為に戦うあやの達の姿にアヤトスは)
アヤトス.。oO(みさおもあやのもしーちゃんも私の為に戦っている。私も悲しみに刳れてる場合じゃないわ!
しーちゃんの思いに答えないといけないんだ!)
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<ハアアアアアアアアア!!
(アヤトスが立ち上がり所有する剣から放たれる光が新たに出現した妖怪を倒していく!)
レットアイズ・ブラッドドラゴンの声<ソウルブレイカー!
(黒球攻撃を繰り出す、みさおの風の波動を纏わせる事で更に威力が増していく)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、ドラゴンショット!ライリュウ、サンダーボルト!
ボーマンダ<ゴオオオオオオオオ!
(ボーマンダとライリュウの砲撃が妖怪を一掃していく、アヤトスの悲しみを終わらせる為に戦うあやの達の姿にアヤトスは)
アヤトス.。oO(みさおもあやのもしーちゃんも私の為に戦っている。私も悲しみに刳れてる場合じゃないわ!
しーちゃんの思いに答えないといけないんだ!)
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<ハアアアアアアアアア!!
(アヤトスが立ち上がり所有する剣から放たれる光が新たに出現した妖怪を倒していく!)
レットアイズ・ブラッドドラゴンの声<ソウルブレイカー!
(黒球攻撃を繰り出す、みさおの風の波動を纏わせる事で更に威力が増していく)
アヤトス:|!ii T-Tノ.i|<しーちゃん、一緒に遊んだ川も、公園も、お八つを食べたお菓子屋さんも、夏に花火をした庭も
冬に雪だるま作った屋根もみんなみんな、壊れちゃった・・・・・・・・・・・。モノが壊れるのはほんの一瞬なんだよね・・・・・。
もう村の思い出は何も残っていないんだぁぁぁぁあぁ!
(村で過ごした日々・思い出を形づける物は妖怪の襲撃によって全て壊されてしまった、一緒に遊んだ村の姿は
もはやアヤトスとシルファの記憶にか残っていない・・・・・・・、そんなアヤトスの姿にシルファが・・・)
レットアイズ・ブラッドドラゴンの声<ううん・・・・私とアヤトスの新しい思い出を作ろう・・・・・・・。その思い出はここから始める・・・・・・・・。
村で過ごした思い出は・・・・・・・消えてしまったけど・・・・・・これからの先の思い出を一緒に作っていこう・・・・・・・。
私が居るから・・・・・・・・・・・。
(シルファ(レットアイズ・ブラッドドラゴン)の励ましがアヤトスの心に光を灯していく)
アヤトス:|!ii;゚ -ノ.i|<しーちゃん・・・・・・・・・・・・・・・。(強い決意を決めた目で)私を育ててくれた父さん、母さんに
感謝と自立の意味を込めて戦う!ハァアアアアアアア!!
(アヤトスの姿がシルファの時と同じく金色の目をした白色の龍の姿に変わっていく!)
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<”ゴールドアイズセイントドラゴン”ここに参る!
(ゴールドアイズセイントドラゴンの閃光が妖怪達を怯ませる!)
ゴールドアイズセイントドラゴンの声<村のみんなの無念、怒りを受けるが良いわ!シャイニングヘットキャノン!
(悪を許さない正義の光が妖怪を跡形も無く消滅させていく)
妖怪<ゴゥゥゥアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
(妖怪の消滅を確認するとレットアイズ・ブラッドドラゴンとゴールドアイズセイントドラゴンは再び
シルファとアヤトスの姿に戻っていく)
みさお:ノ(iリ ;-ノリ<・・・・・・・・・・・・。もっと速く駆けつけていたらこんな事にはならなかったんだ!
チクショー、チクショーー!!
(みさおはこの時、アヤトスとシルファが育った場所を妖怪に破壊された事を防げなかった無力さを痛感させられた
”強さを得るだけでは救えないモノもある”事を知らさせた感じだ、風魔法を応用した打撃技も素早い動きも
あやのの後方支援している安心感もウインドブレイカーの性能も妖怪達の突然の襲撃には何も役に立たなかった)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚ -゚ノ.i|<みさちゃんのせいじゃないよ。村の襲撃は私も
アヤトスさんもシルファさんも予想出来なかった事態だったんだから・・・・・・・。
アヤトス:|!ii ゚ -ノ.i|<みさおさん、あやのさん、お2人さんのせいじゃないですよ。復讐を果たした後ってとても空しい
気持ちになるんですね・・・・・・・・。私もしーちゃんも村の人達を恨んでいた事もあったし村その物が消えて欲しいと願った
事だってありました・・・・・・。今村が消えてしまって見て、とても寂しいです・・・・・・・・。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚ -゚ノ.i|<
「復讐を口にした者の末路は哀れなモノだ、例え復讐を果たしたとしても残るのは空しさだけだ。」
私に魔法を教えてくれた人がそう語っていました・・・・・・・・・。
(身寄りが無くなったアヤトスとシルファはどうするのだろうか?)
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<しーちゃん、これからどうする?もう行く当ても無いし、かと言ってこのまま死ぬのも空しいし・・・・・・・・。
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii;゚ -゚ノ.i|<アヤトスさん、シルファさん私と共に行きませんか?
私が属するチームでしたら2人を迎え入れてくれると思うし、それに・・・・・・・、もう村の悲劇を繰り返さない為にも
アヤトスさん、シルファさん、貴方の力が必要なんです!
ライリュウ(あやの訳)<私は大歓迎よ!あやのは優しい子だし私やボーマンダの事を考えてくれている。
貴方に宿ってる龍の力を守りたいモノの為に使う思いを生かしたい!
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<あやのさん・・・・・・・・。私はしーちゃんは「人間でもドラゴンでも精霊でも無い存在」として
忌み嫌われて来た。「何で私は生まれたのか?」その答えを見つける為に今までを生きてきた。
(涙目で)私を必要としてくれている人間は初めてだよ・・・・・・・・。
みさお:ノ(iリ;゚ -゚ノリ<アヤトス、シルファ、今まで信じてきた者に裏切られて、捨てられて、辛い過去を背負っている
事実ヴぁ私も同情する・・・・・・・。だから約束するぜ!私は絶対に2人を裏切る事はしない!あやのだって同じ気持ちだ!
ボーマンダにしてもライリュウにしても同じだろ?
ボーマンダ(あやの訳)<ああ、その通りだ!もう憎しみに縛られる必要なんてない、前を向くんだ!
ライリュウ(あやの訳)<アヤトス、シルファ、もう貴方を憎んでる者はいないわ!
(自分を必要としてくれている者の存在がアヤトスとシルファの心を大きく揺るがす!)
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<アヤトス・・・・・・・、行こう!私を・・・・・アヤトスを・・・・・必要としている者の場所へ・・・・・行こう!
(←アヤトスの手を握る)
アヤトス:|!ii ゚(フノ.i|<しーちゃん・・・・・・・・・・・、うん!(漸く笑顔が浮かぶ)みさおさん、あやのさん、私
ディージナル・アヤトスとドラゴラム・シルファはドラゴンテイマーに仕えし者として仕えさせて頂きます!
私のゴールドアイズセイントドラゴンとしーちゃんのレットアイズカオスドラゴンの力を!
シルファ:ノ(iリ゚ -゚ノリ<よろしく・・・・・・・・・・・。
みさお:ノ(iリ゚ ヮ゚ノリ<アヤトス、シルファ、改めてよろしくな!
(こうしてディージナル・アヤトス(ゴールドアイズセイントドラゴン)とドラゴラム・シルファ(レットアイズカオスドラゴン)が
あやのの仲間になった!
2人は待機時は精霊の姿(ゆたかの”フェアリーテイル”に似た姿・一般人には姿を認識する事も見る事も出来ない)で
みさおとあやのに付き添い、戦闘モード時に人間形態、更にはドラゴン形態になって戦う方式を取る事で調整がついた
精霊とドラゴン双方を能力を生まれつき備え、
精霊(アヤトス&シルファ)←→人間(アヤトス&シルファ)←→ドラゴン(ゴールドアイズセイントドラゴン&レットアイズカオスドラゴン)
と姿を変えられるアヤトスとシルファだからこそ出来る方法である)
(3日後)
アヤトス:|!ii ´ヮ`ノ.i|<しーちゃん、行くよ〜! シルファ:ノ(iリ゚ー゚ノリ<うん・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(あやのが率いる”ドラゴン軍団”の中に加わっている2人の姿があった、ボーマンダ達と打ち解け
あやの&みさおと共に妖怪退治に動いていたのである、アヤトスとシルファの絆はみさおとあやのの絆を
思わせるモノがあった)
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<アヤトスとシルファは立ち直っているわね。