(SOS団に新たな仲間達が加わった頃、
”邪心”サターンは他の仲間のサポートやスカウトの合間に「自分の復讐」を行っていた。
公務員時代の上司や同僚達〈退職した者達も含む〉、小・中・高と自分を苛めていた連中を初めとして
自分がよく入っていたコンビニやファミレス等で自分を馬鹿にした態度を取っていた店長や店員達、
挙句の果てには自分と大喧嘩したタクシーの運転手までも狩っていた。
ある者は自宅や職場のトイレの中で、ある者は自分の部屋の中で殺されていた。
中には、車やバイクの運転中に彼に邪魔をされて事故死した者もいた。
彼は誰かに目撃されてもいい様に自分の容姿を可変させていた。
だが、彼は相手の家族まで殺すことはしなかった。邪魔されない様に気絶させた事は何度もあったが。
彼のいた官庁では彼に疑いを掛けた者達は大勢いたものの証拠がない。その官庁でも深刻な問題となった。)