時空警察捜査一課

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533億円事件 公安謀略説
三億円事件といえば、根強くあるのが警察官の息子犯行説だが、あれはやはり白だろう。
というのも犯行は以前から用意周到に仕組まれていて(犯行予告・脅迫など)
学生運動家の手口等を連想させたり、遺品がおおかったり、明らかに不自然。
結局少年は自殺したが、本当は自殺ではんく、警察官だった父親が捜査動向から
息子が犯人だと確信して、職業を考えてたときに、自分や警察組織全体にかか
る社会的非難をあらかじめ封じるために涙を飲んで息子に青酸カリをあおがせたんだ。
勿論、それは誤解の基づくものだったが。元々少年にはアリバイがあったから逮捕しようがない。
捜査はあくまで複数犯を想定したものだった。そのことは公安もあらかじめ調査済みだから、
捜査は当然最後には袋小路になる。

特定の地域の付近一帯しらみつぶし。
大規模な不審者の聞き込み等のためには住民の積極的な協力を必要とする。
ことに閉鎖的な地域においては犯人検挙という共同の目標がないと難しい。
彼らは身内の論理を優先するから。

3億円事件が公安のでっち上げであるという仮説は、実際に現金輸送車から消えた紙幣ナンバーの分かっている
1万円札がその後も全く市場に出回らなかったという事実を最も合理的に説明できる仮説だな。
3億円は公安によって即座に焼却処分されたのだろう。これがもし、金銭目当ての犯行なら、犯人にとって何の
メリットもない。また、犯人が金を使うと紙幣ナンバーから足がつく可能性があるということを犯行後まで知らな
かったというのもありえない。この説は、使えない3億円分の紙幣を強奪するメリットに納得できる数少ない説の1つだな。