この板の未来を真剣に考えよう

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208名無し募集中。。。
先日新宿の地下の女幽霊と通夜のラジオの話しをした者ですが
三つ目は不思議な話です。あまり怖くないかもしれません。
当事者は別ですが。。。

ある夏に彼女と車で旅に出ようということになり、東北方面にホテルも
予約しない気ままな旅にでました。一泊目は仙台の松島に泊まり、
二日目は猪苗代湖を経て喜多方に入りました。喜多方でラーメンを食べて
山形まで山越えをしようと思って国道を昇りはじめたのが夕方の5時半でした。
なぜ時間を覚えているかというと「この国道は8時より、夜間工事中」という
立て看板が出ていて、そのとき「まだ2時間半あるから大丈夫」と確認した
からでした。始めはアスファルトだった道が工事の為なのか砂利道に変わり、
道幅も段々と狭くなっていきました。また外灯もなくなり、今まで体験した
ことのないまったくの暗闇の中、車を走らせていました。場所によっては
崖側の路肩さえ確認が不可能でとにかく山側に車を寄せながら走りました。
俺はとても緊張していました。路肩は見えない、時折霧が出る、小さな虫や
大きい蛾が車に当りまくる・・・。
隣を見ると彼女は眠っていました。早く山を超えないと・・
泊まるところも決まってないし・・・と思いふと時計を見ると、、、
時計は丁度12時を指していました。
えっ!信じられない!!
あれから6時間以上も走っているなんて!!
209名無し募集中。。。:04/01/15 04:02 ID:???
納涼企画第三弾
210名無し募集中。。。:04/01/15 04:02 ID:???
せいぜい1時間くらいしか経ってないと思ったのに!頭の中が真っ白になり
ました。どうしよう?でも6時間以上かかった道を引き返す気は起きませ
んでした。とにかく走ろうもしかしたら工事も終わっているかもしれな
いし・・・。道がアスファルトに変わって10分程で道がフラットになると
すぐ工事のランプが見えてきました。 _ト ̄|○ ←まさにこんな感じでした。
とにかくあそこまで行こう。ないとは思うけど回り道があったら教えて
もらおう。そう思って工事の場所まで行きました。
3-4人の人が工事をしていました。
車を止めると彼女も起きて「どうしたの?」と聞いてきました。
「工事にひっかかったみたいだ。道を聞いてくるからここで待ってて」
と俺は言い虫が飛ぶ中、工事をしているおじさんたちの所に行きました。
「すみません!」と声をかけました。聞こえないみたいだな・・
「あのぅー」工事車両も使ってないし聞こえないはずはないんだけど誰も
振り向いてくれない。かなり大きな声で「すみませーーん!!」と言った時
俺の車からクラクションが鳴りました。俺は自分の車に戻りドアを開けながら
「シカトされちゃったよ」と言いましたが彼女があわあわしている、というか
震えているのです。
「どうしたんだ?!」と声をかけると
「あの人たち、あ、あ、あしあしがないよ」
211名無し募集中。。。:04/01/15 04:02 ID:???
「えっ!」といって工事の人たちを見ると工事をしていた3-4人の後ろに
さらに5-6人の人がいて皆宙に浮いているのです。正直怖いことに少しは
慣れている俺でもほんとに怖かったです。それにこちらに向って歩いて
来たのです。俺はそんなものを見た自分たちを信じませんでした。
これは違う何かの間違えだ!と思いながら車を何回か切り替えしてUターンし、
来た道を戻りはじめました。
彼女が「まだ来る」と言います「ふりかえるな」と俺。
とにかく道に注意を払いながら精一杯走りました。無我夢中でした。
麓に着き民家の明かりも見えてきました。
自動販売機があり後ろを確認したあと車を止めました。喉がカラカラでした。
「ねえ、1時間」「なにが?」「今夜中の1時すぎたところ・・・」
工事中の所から1時間で降りて来た。。。なんでさっき6時間半もかかったの
だろう道は一本道、脇道など一切なかった。。
ほんとうにほっとしてたばこに火をつけて車をゆっくり動かしたとき行きに
見た看板があり、再び車を止めました。「工事期間7月16日〜7月31日」
今日は8月6日。工事なんかなかったんじゃん!!?
とにかく不思議な出来事でした。



うんこしてお風呂入ってきます。