「ウリナラのラジコンはモーターもウリナラの技術で作るニダ。ウ
リジナルニダ。アメリーなんかに頼らないニダ。ラジコンを作るた
めにニホンみたいに犬のように尻尾を振らないニダ!!」
カンコ君がわめきますがニホンちゃんも気分がよくありません。
根が技術派のニホンちゃん、機械のこととなるとちょっとだけ自信
があるのです。
ニホンちゃんは口をとがらせて言いました。
「じゃあ、どうするの?」
「聞いて驚くなニダ」
カンコ君は偉そうに言いました。
「これがウリナラのエンジンニダ!!」
懐からモーターを取り出しました。
見るからに強力そうなモーターです。太陽の光を浴びてキラキラと
輝いています。
これにはニホンちゃんもびっくりしました。
唖然としているニホンちゃんを後目に、カンコ君はニダニダと笑い
ながら去っていきました。
そのときです、カンコ君のズボンのポケットから一枚の紙が落ちま
した。その紙は風に吹かれてニホンちゃんの足下に届きます。
それには、
『田宮模型』
としっかり印刷されていました。
元ネタは…『韓国、F-16級の次期国産戦闘機を独自開発』です。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=998348043&ls=50 210話作者