東京商銀の預金4分の1の600億が仮名口座

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82無党派さん
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)系在住者中心の金融機関、朝銀関東
信用組合(本店・横浜市)は24日、今後預金の払い戻しができなくな
る恐れがあるとして事業継続を断念、金融庁に対して預金保険法74条
に基づく破たん処理を申し出た。今年3月末時点の債務超過額は59億
円。金融庁はこれを受け、金融整理管財人による管理を命令した。預金
は預金保険機構からの資金援助で全額保護される。

 営業は金融整理管財人の手で続けられ、今後、2年以内に受け皿と
なる金融機関を見つけることになる。

 在日朝鮮人系の金融機関は昨年末までに、最大だった朝銀近畿など
14信組が破たんし、金融整理管財人の管理下に置かれている。
今回の破たんで存続するのは朝銀北東(札幌市)、朝銀中部(岐阜市)
、朝銀西(岡山市)の3信組だけとなる。

 朝銀関東は99年10月、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬の5朝銀
が合併して発足。99年5月に破たんした東京、千葉、新潟、長野の
4朝銀の受け皿になる方向だったが、今年6月、「受け皿となる財務
体力を確保できない」として、事業譲り受けを断念した。


 朝銀関東のハイ景一理事長らは同日夕、横浜市の本店で記者会見し、
「朝銀近畿の破たんなどで顧客に不安が広がり、預金流出が止まらなか
った」と破たんに至った経緯を説明。受け皿金融機関については
「これからの話し合いに期待したい」と述べるにとどまった。(19:44)