連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目

このエントリーをはてなブックマークに追加
691裸足
「お粗相」
ニホンちゃんのうちにはアメリー君のくれた番犬がたくさんいます。
その中にアメリー君ちの「おばけちゃん号」から生まれた「えっほ号」という犬がいます。
しかし、この前ニホンちゃんの家の庭で遊ばせていたとき・・・
「くぅ〜ん」
「どうしたの、えっほ。ほら、ボールだよ」
じょじょじょじょじょじょじょ〜〜〜〜〜
「あ、あ、えっほ、ここでしちゃだめだよ!あ、靴にかかっちゃった!
お父さん、お母さん!えっほがお粗相しちゃったよ〜」
「ウヒャヒャヒャヒャ!ニホンの家の犬がおしっこ漏らしたニダ!」
ニホンちゃんが振り向くとカンコ君が屋根の上に上がってその様子を見ていました。
「えっほ、我慢できなかったんだもんね。えっほは悪くないよ(ナデナデ)」
「くぅぅ〜ん」えっほ号はしっぽをすっかり丸めています。
「ウヒャヒャ、さすがニホンの犬ニダ!みっともないところは同じニダ!」
「なんでそんな事言うの、ぐすん。いこう、えっほ」
「待て、逃げるニダか?まぁ、負け犬同士仲良くするニダ!気持ちの良い夕暮れニダ〜〜〜!!」
カンコ君はあまりのうれしさにぴょんぴょこ屋根の上で飛び跳ねました。
・・と、屋根に掛けていたはしごが ぎぃぃーー、バッターン!と倒れてしまいました。
「アッ!し、しまったニダ・・降りられなくなったニダ・・アボジが
昼寝から起きてくるまで待つニダ」
しばらくカンコ君は待っていましたが・・「ア、ア、こんな時に限って
トイレに行きたくなったニダ、どうしよう」
キョロキョロ・・「ニホンは見てないニダね。ケンチャナヨ!」
カンコ君は屋根からおしっこをし始めました。「はぁ、すっきりニダ」
じょぼじょぼ・・ビチビチビチ「ん?何の音ニダ?」
「くぉら〜〜!!!カンコ!エ、ケーセッキガ!小便を親にかけるとは何事ニダ!!!」
カンコ君運の悪いことにお昼寝から起きてきたカンコアボジにお粗相をしてしまったのです!!!
「降りてこい、いや引きずりおろしてやる!」
「ア〜〜イ〜〜〜ゴ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
カンコ君、人をのろわば穴二つ、ですよ。
<終わり>
--
TAEネタ面白かったです。それには及びませんが書いてみました。ホテルの屋上ネタです。