連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目

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502Mr.コパ
「未確認」

次の日…
「二ホン! 昨日は何でウリの料理を食べずに帰ったニダ!二ホンは反省しる!!」
二ホンちゃん「プイ→」
「二ホンは差別主義者ニダ!二ホンは謝罪しる!!」
二ホンちゃん「←プイ」
「でもウリはせこせこ細かくて恨みがましい二ホンと違って
 大陸的で寛大な心を持った大人(たいじん)だから
 素直に謝罪すれば許してやるニダ!!二ホンはドゲジャしる!!!」
「知らない!カンコ君ちになんか二度と行かないんだから!!カンコ君なんか大っ嫌い!!!」
二ホンちゃん、目に涙をいっぱいに浮かべて叫びました。

でもそんなことでひるむカンコ君ではありません。
「ウ… ウ… ウ… ウ…」カンコ君の怒りは、もはや頂点。
するどいエラまでキムチ色に染まっています。
あらあら、なんだかカンコ君の様子が変。
いつも変といえば変ですが、今日はもう人間離れしてます。
実はカンコ家は、町のみんなとは違う過程をへて
熊から進化した未確認生命体(アンニョ〜ン)だったのです。
未確認(アンニョ〜ン)の力が覚醒すると、カンコ君は熊さんに先祖帰りして
全てを破壊するまで止まりません。どうしましょう。