連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目

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373名無しのゴンベ
「ロックフェス」

ニホンちゃんの所が主催する毎年恒例のロックフェスティバルがやってきました。
他の家からも色々ゲストを招いて、いつも盛り上がるイベントです。
みんなとても盛り上がっています。
「次のアーティストは誰だい?」
とアメリー君
「ちょっとお待ちになって、ええと、カンコの所のグループですわね。パンクらしいですわ」
「あの思想統一の家にパンクロックなんて有ったんだな」
ロックは自由と常識からの脱出がテーマです。カンコ君の所とは全然そぐわないのでアメリー君は首を傾げました。
「あ、始まるよ」
ニホンちゃんが言いました。ニホンちゃんは、このイベントを最も楽しみにしている一人です。
今回は例によって帰りにカンコ君に掴まってしまい
「今度のお前の所のロックフェスにはウリナラのバンドが出るニダ。クールでカッコイイニダ」
と延々聞かされたので、取りあえず見てみようと思いました。


Hallo Evryone.
We from Korea.

イルボンなんたらかんたらキョーカショなんたらかんたら
キョーカショ・・・・・・・・・・キョーカショ

−あれ、適当に書いたような旭日旗を取り出しましたよ。何をするんでしょうか?
−口に挟んでますね・・・・・・まっ、まさか。ここはニホンちゃんの家の真っ直中ですよ。
−あーあ、破いちゃいました。観客のみんなはこの行動に引いています。

Fuck The Zapanise Emperiarisum

−英語の発音が変な上に、ImperialismをEmperiarisumと言ってますね。

−韓国語らしき歌です(カンコ君以外聞き取り不可能)しかもバンドが下手くそですね。
−最後に
ウーリーナラ マンセー

−その後も文化祭の下手くそバンド並みの歌を数曲披露して、彼等の出番は終わりました。