連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目

このエントリーをはてなブックマークに追加
146ちょっぱり
楽しい調理実習2

「今日はチューゴ君と一緒に作ってみました!」
「まぁ、珍しく仲がいいのね。どれもこれもおいしいわよ♪」
「4000年の歴史アル」
タイワンちゃんとチューゴ君は二人で作ったみたいですね。

「先生、食べてもらえますか?」
「生のおさかなをごはんに乗せてるのね?まぁ、おいしいわ!!」
ニホンちゃんはおすしを作ったみたいですね。

「まつニダ〜〜!!すしはウリナラの家の食べ物ニダ。ニホンは0点ニダ!!」
カンコ君がいつものように、いちゃもんつけてきました。
「何を言ってるんだい?おすしはニホンちゃんの家の食べ物に決まってるじゃないか!!僕でさえ、ニホンちゃんにお願いして作り方をおしえてもらったくらいなのに」
アメリー君が割って入ります。
「ぐぐぐ、ニダ」
カンコ君、いつもの通り顔をキムチ色にしてつまってます。
「で、カンコ君は何をつくったの?見せてくれる?」
フラメンコ先生、さすがになれているので軽くいなしてしまいます。
「ウリナラはカルビニダ!!!」
「肉を焼くだけが、おまえの家の料理か?」
アーリアちゃんが厳しくつっこみます。
「ニ、ニダ?!焼くだけじゃないニダ、たれをつけて食べるニダ。ニホンみたいに魚をごはんに乗っけるだけとは違うニダ!!!」
「ニホンちゃんのは、ちゃんとごはんに味をつけたりしてるし、うえに乗せるものによって味付けしてり、焼いてたり・・・いろいろしてるよ」
タイワンちゃんも、乱入です。
「ニ、ニダ・・・」
「ともかく、お肉を焼いてるだけじゃ、点数はつけられませんねぇ・・・」
フラメンコ先生のとどめです。
「ア、アァァァァァァイィィィィィィゴォォォォォォォ・・・」
「じゃ、残りのみんなの料理も食べましょうね、ベトナちゃんは・・・」
フラメンコ先生もカンコ君を無視して、調理実習は平和に行われているようです。
   ***
各国の料理を考えて作ってみました。
ベトナちゃんは生春巻きを作ったと思われます。