連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目

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145ちょっぱり
はじめての投稿です。
長いので前後編にわけて・・・
   ***
楽しい調理実習1

今日は調理実習の日です。
みんなでいつも家で食べてるものを作ります。
あ、みんな出来上がったみたいですね。
フラメンコ先生は点数をつけるために試食です。

「僕の家ではこれをよく食べるんだよ」
「パンにハンバーグをはさんでるのね、レタスやトマトがフレッシュでいいわねぇ。」
「ハンバーガーっていうんだよ!」
どうやら、1番最初に出来上がったのはアメリー君だったようです。

「スパイスをしっかり効かせてみました」
「へぇ・・・、辛い!!けど、おいしいわねぇ・・・」
「タンドールチキンもどうぞ」
イン堂君のカレーもおいしかったみたいです。

「私は3時のおやつによく食べるものを作ってみましたわ」
「これは小麦粉と卵と砂糖・・・?」
「スコーンと申しますの。生クリームやジャムと一緒にお召し上がりください。紅茶もどうぞ・・・」
エリザベスちゃんはお食事よりもおやつのほうが自信あったみたいですね。

「私のものはソースが決めてですのよ」
「まぁ、贅沢な食材をずいぶんと使ったのね。これは鴨かしら?」
「オレンジソースがけですわ。まずはスープからどうぞ」
フランソワーズちゃんは、どうやらフルコース全部作ったみたいです。

「僕の情熱的な料理はいかがですか?」
「シーフードのパスタなのね・・・。少しピリッとするけどおいしいわ」
「シーフードのペペロンチーノですよ。アンチョビーのピザもありますよ」
マカロニーノ君自信まんまんです。
146ちょっぱり:2001/08/01(水) 19:42 ID:mWBg.MIQ
楽しい調理実習2

「今日はチューゴ君と一緒に作ってみました!」
「まぁ、珍しく仲がいいのね。どれもこれもおいしいわよ♪」
「4000年の歴史アル」
タイワンちゃんとチューゴ君は二人で作ったみたいですね。

「先生、食べてもらえますか?」
「生のおさかなをごはんに乗せてるのね?まぁ、おいしいわ!!」
ニホンちゃんはおすしを作ったみたいですね。

「まつニダ〜〜!!すしはウリナラの家の食べ物ニダ。ニホンは0点ニダ!!」
カンコ君がいつものように、いちゃもんつけてきました。
「何を言ってるんだい?おすしはニホンちゃんの家の食べ物に決まってるじゃないか!!僕でさえ、ニホンちゃんにお願いして作り方をおしえてもらったくらいなのに」
アメリー君が割って入ります。
「ぐぐぐ、ニダ」
カンコ君、いつもの通り顔をキムチ色にしてつまってます。
「で、カンコ君は何をつくったの?見せてくれる?」
フラメンコ先生、さすがになれているので軽くいなしてしまいます。
「ウリナラはカルビニダ!!!」
「肉を焼くだけが、おまえの家の料理か?」
アーリアちゃんが厳しくつっこみます。
「ニ、ニダ?!焼くだけじゃないニダ、たれをつけて食べるニダ。ニホンみたいに魚をごはんに乗っけるだけとは違うニダ!!!」
「ニホンちゃんのは、ちゃんとごはんに味をつけたりしてるし、うえに乗せるものによって味付けしてり、焼いてたり・・・いろいろしてるよ」
タイワンちゃんも、乱入です。
「ニ、ニダ・・・」
「ともかく、お肉を焼いてるだけじゃ、点数はつけられませんねぇ・・・」
フラメンコ先生のとどめです。
「ア、アァァァァァァイィィィィィィゴォォォォォォォ・・・」
「じゃ、残りのみんなの料理も食べましょうね、ベトナちゃんは・・・」
フラメンコ先生もカンコ君を無視して、調理実習は平和に行われているようです。
   ***
各国の料理を考えて作ってみました。
ベトナちゃんは生春巻きを作ったと思われます。