正則高等学校が韓国への「懺悔」修学旅行中止

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長崎で学んだ、原爆の被害も、より大きな視点でここに位置付けてみてください。
また、現在の日本とアジア諸国とのよこの関係にも目を配ることを忘れてはならないでしょう。
日本は豊かな国と言われ、経済的繁栄をほこっていますが、どうやら表向きにだけでも、
国際的に引け目を感じなくてすむようになったのは、たったここ2〜30年のことで、
それまでの日本は、とてもとても今の状態とは違った、いわばカッコ悪い国でした。
戦争が終わって50年、それは、君たちの両親や、その前の世代の日本人が努力してきた結果と言えるわけですが、
その間、日本人、そして韓国人が、どのような歴史のなかを生きてきたのか、それはこの旅行のなかでどのように確認できたでしょうか。
日本が豊かであるということは、日本がずいぶんと近隣の国々を踏み台にしてきたことと無関係ではないはずです。
自分の国の過去に対する理解、そして自分の国を取り巻く国々との関係の正確の理解があってこそ、他の国々を踏み台にしたりされたりしない、
本当に自立した、胸を張れる国を、私たちはつくっていけるのでないでしょうか。
いかに戦争というものをこの世からなくし、また、長崎でみた核の問題解決するのかという、とても難しいテーマも、この延長上にあるのではないでしょうか。

まだ続く
ちなみに以上に句読点打ってるけどこれ原文のままだから