正則高等学校が韓国への「懺悔」修学旅行中止

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まず、君たちに考えてほしいのは、なぜ過去の日本が韓国に対して行ったことが、
現在の自分たちに関係あるか、ということです。
君たちのなかには、かって日本が韓国に行った行為は悪いものであったかもしれないが、
今の自分には関係ない、まして責任などあるはずが無い、と考える人も少なくないのではないでしょうか?
確かに生まれてから十数年、日韓の間に何があったかなど知ることもなく過ごし、ここに来て急に
問題を投げかけられても何のことかさっぱり理解できないのも無理のないことかも知れません。
しかし君たちはこれから進路の選択を控え、社会へ出て行こうとする高校生です。
そこに何があったか学ぶ必要があります。自分の世界だけで完結している子供にいつまでも安住しているわけにはいきません。
自分を取り巻く現実を確かに学んでこそ、本当に自立した一人の大人、個人になれるのです。
君たちは、韓国に行ったならば、しっかりと目の前の現実を見、出会った人の話を聞き、
それらを正確に記録することと合わせ、なぜそのようなことが起こったのかという、
その背景を考えることが求められます。
考えるためには、手ぶらでは駄目で、授業などで学んだ事柄を正しく踏まえなくてはなりません。
私たちの住む日本は、どのようにして成り立っているのでしょうか。
過去から現在につながる歴史のたての流れを、ここでは日本とアジアとの関係を軸に、
点検していってください。

続く