大河ドラマ「ニホンちゃん」

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84ご先祖さま・1
ご先祖さま
ある雨の日ニホンちゃんとウヨくんは、
パパのたのみでお家の物置場の掃除をしていました。
ニホン「ふぅ・・パパのたのみごと、安請け合いしちゃったなぁ・・」
ニホンちゃんはちょっと後悔しながら苦笑いをしています。
いっぽう好奇心旺盛なウヨくんは、物置場のガラクタ(家宝?)
などを探しては引っ張り出しなにやら楽しそうです。
ウヨ「なんだろあれ?」
ウヨくんはふと土偶の片隅に目をやると、
なにやら古ぼけた本がありました。
ニホン「どうしたのウヨ?・・これ、すごく古い本ね」
ニホンちゃんはその本を手にとり読んで見ることにしました。
85ご先祖さま・1:2001/07/17(火) 01:16 ID:p85CB0sA
そこにはニホンちゃんのご先祖さまの事が記されていました。
ニホン「どうやら、私たちのご先祖さまのことが書かれてるみたい」
ウヨ「ホント!ねぇねぇ、お姉ちゃん早く読んでよ」
ニホン「うん。じゃぁ読むよ」
・・・日之本のご先祖さまは「ヤマトくん」と言いました。ヤマトくんは
まがった事が大嫌いな正義感の強い人でした。妹のミナマちゃんが、
シンラくんにいじめられているとすぐに助けに行きました。
また川向こうのガキ大将のトウくんともけんかをした事もあります。
隣の家のシンラ・コウクリ・クダラの3兄弟とはよく、けんかもしましたが
お互いに遊んだり、良いところを教え学びあう良い隣人でもありました。・・・
ウヨ「この3兄弟って、カンコくんのご先祖さまかなぁ・・」
ニホン「これが本当だとしたらカンコくんと仲良くなれるかもしれないね」
ウヨ「でも、ご先祖さまはかっこいいなぁ〜」
ご先祖さまの本をよんで、二人はそれぞれ感銘な気持ちになったようです。
ニホンちゃんは・・{あした学校に行ったらカンコくんと仲良くしよう}と
思いました。
(つづく)