大河ドラマ「ニホンちゃん」

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46カンコ君の理解者
 カンコ君が第三話で
「・・・・・・・・・せっ先生・・」
と言ったのを覚えていますか?
 カンコ君にも身内がいます。
 学校の道徳の先生はいつもカンコ君のいちゃもんを手助けして
ニホンちゃんのおうちからお金をごっそりもってきてくれます。

 先生の名前はイー・アン・フー先生といいます。
 もうとっくに定年を過ぎているはずなのに先生をしています。
いつも下が赤で上に白の花柄というおかしなネグリジェのような
服をきているので、他の先生はパジャマをずっと着るしかないく
らいお金がないんだと勘違いし、哀れに思って先生を続けさせて
あげています。

 お金がなくなったり、カンコ君が自分の蒔いた種でみんなにバ
カにされたりするごとに、私はニッテイにレイプされたと、ニホ
ンの家に押し掛けては、ニホンちゃんの年の何倍も昔のことを
(都合よく歪曲しては)蒸し返して、ヒステリックにわざとらし
く目にハンカチを当ててむせび泣きます。
 本当のところは、ニッテイがイー・アン・フー先生昔が開いて
いた風俗店にハマっていただけらしいのですが・・・。
 ニホンパパは精神衛生上よくないので、金をぽいとなげ渡して
は追い払います。カンコ君とイー・アン・フー先生は、ニダニダ
言いながら勝ち誇った顔で帰っていきます。
 ところがカンコ君達は知りません。
 いつもニホンパパ達が一言こういうのを。
「ちょろいな・・・」