大河ドラマ「ニホンちゃん」

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454んんん。
http://funshei.tripod.co.jp/html/158.html

『…というわけで、うちの嫁ときたら、
 本当に飛んでもない女でねぇ。』
今日もナヌムばあさんは、老人ホームの職員を相手に
嫁の話をしています。お年寄りのことですから、多少の
覚え違いや誇張はないとは言い切れません。
ただ嫁の悪口が言えればそれでいいのです。
それにちょっとボケが入っているのでしょうか?
自分の息子までも一緒にこき下ろしています。
『はいはい。おばあちゃんも大変だね。』
職員は聞き役に徹しています。

『さて、今日もお話を聞かせてあげようかね。』
一瞬、冷たい空気がサーッと通り過ぎました。
『母さん、あんまり変な話は吹き込まないでくれませんか。
 母さんが第135話をカンコだけじゃなく、あちこちでする
 ものだから、私たちがどんな思いをしているか。』
『人の噂も75日と言うからね。すぐに忘れちまうよ。』
『だからといって、お義母様。私のことも…あんまりですわ!』
アガシさんが、よよと泣き崩れます。