大河ドラマ「ニホンちゃん」

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パラ雄君の橋その3

幸いパラ雄君の怪我はたいしたことありませんでしたが、橋は完全に崩壊してしまってもう使えません。
翌日学校で、パラ雄君は橋が壊れた事をみんなに話しました。
「それは災難だったね。まさか壊れるなんて」
「怪我がなくて良かったわね」
「またボートを使わないといけないね、大変だ」
みんな口々に心配してくれますが、なぜかカンコ君の姿は見えません。
カンコ君がいないのを確認してニホンちゃんが言いました。
「わたしが新しい橋をつくってあげるわ、パラ雄君」
カンコ君がいると、また言いがかりをつけられるかもしれないから心配だったのです。
「でも、もうお金が無いんだ・・・」
「心配しなくていいわ、タダでつくってあげる」
「本当?ありがとうニホンちゃん。はじめからニホンちゃんに頼めば良かったよ」

その様子を廊下から覗いていたカンコ君

「なんでニダ? ウ・ウリは頑張って造ったニダ、手抜きもちょっとしかしてないニダ・・・
アイゴォォォォ〜〜〜」
こればっかりは、誰にも謝罪と賠償を求めることが出来ないのでした。


パラオのKBブリッジの話です。
既出だったらごめんなさい。
あと、ちょっと長すぎですね・・・(汗)