大河ドラマ「ニホンちゃん」

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173んんん。
なれそめ<前編>

カンコ君の両親はテキサスで出会いました。
その当時は、海外旅行も自由化されておらず、
ごく限られた人だけの楽しみでした。

そんな時代に…。
カンコ君の両親はテキサスで出会いました。
パスポートの代わりにお金を握り締め、
飛行機の代わりにタクシーに乗りこみ、
大海原の代わりに峠を越え、カンコパパは
テキサスに行ったのです。一夜限りの恋の
つもりでした。そう、最初はそのはずでした。

しかし…。
カンコパパはお金が出来ると、アガシさんに会うために
テキサスに飛んでいきました。「目を覚ますんだ!」と
忠告してくれる友人もいましたが、馬の耳に念仏でした。
カンコパパは、アガシさんを他の男に(寝)取られたくは
なかったのです。自分だけのアガシさんでいて欲しい、
という純粋な恋心だったのです。あぁ純愛よ。マンセー!

ソウル・テキサス間の短距離恋愛は半万年ほど続くかと
思いきや、程なくしてアガシさんの妊娠が発覚。めでたく
2人は結婚することになりました。
174んんん。 :2001/07/17(火) 17:01 ID:klb44IQc
なれそめ<後編>

そして結納の日。アガシさんは鬼姑(ナヌムばあさん)に
初めて会った時の言葉を思い出し、おびえていました。
「出来ちまったものはしょうがない。その代わり…。」

「その代わり…。」鬼姑は冷たく、こう言い放ちました。
「男の子じゃなかったら、外国に売り飛ばしてしまうよ。」
鬼姑の形相はただものではありませんでした。
そんなアガシさんの不安とは関係なく、式は進みます。

メインイベントの『マゾ新郎・調教SHOW』が始まりました。
舞台の真ん中では、カンコパパが両足を縛りあげられ、
逆さ吊りの状態で男たちにボコボコに叩かれながらも
恍惚の表情を浮かべています。

「(たとえ男の子でも、青い目だったら…?!)」
アガシさんは、カンコパパの性癖よりも何よりも
産まれてくる赤子の目の色だけが心配でした。
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【テキサス】
彌阿里テキサス(ミアリテキサス)のこと。
いわゆる赤線地帯で、米軍兵もみかける。

【外国に売り飛ばしてしまうよ。】
海外(スウェーデン)に養子に出すということ。

【マゾ新郎・調教SHOW】
新郎いじめ。実際は逆さに吊るして足の裏を軽く
叩く程度。(歪曲ニダ!捏造ニダ!)冗談半分に
新郎をいじめて、酒やご馳走をおごらせる風習のこと。