大河ドラマ「ニホンちゃん」

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437緊急速報!?
2001.07.19
■「ニホンちゃん」に韓国政府「深い遺憾」
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外交通商省 「カンコ君を劣等化」

 【ソウル19日=黒田勝弘】

 韓国の外交通商省(外務省)は三日、
日本の連続ドラマ小説「ニホンちゃん」についてスポークスマン声明を発表し、
「大多数の話が依然としてカンコ君劣等主義的な楽韓に立ち、
 ニホンちゃんから嫌われるアイゴーなオチを含んでいることに対し
 深い遺憾の意を表さざるをえない」
との立場を明らかにした。

 声明はまた
「わい曲された連続小説を通じ日本の若い世代が偏った萌えを受ける場合、
 両国関係の発展を大きく傷つける」
として「深刻な憂慮」を表明し、
日本政府に対し平成七年の村山首相談話や十年の日韓共同宣言における歴史認識を基本に
「カンコ君を根本的に作りかえる対策」を求めている。
しかし、小説の記述に対する具体的な指摘はなく
「綿密に熟読し必要な措置を取る」としている。

 ただ、韓国外務省は国内オタクへの説明では「一次検討結果」として
「相当部分が萌える」としながらも、
「カンコ君の絵がとにかくヒドすぎる」
「ニホンちゃんのカンコ君への愛情が縮小されている」
などと指摘している。
声明は、小説内容とキャラクターの絵がかなり萌えるということもあって
比較的穏やかな反応になった。

 韓国政府としては日韓共同宣言で
「過去は清算された」
「今後、過去を問題にすることはない」
と明言してきた金大中大統領の対日政策の「一貫性維持」のためにも、
基本的には問題を拡大する考えはないといわれる。
しかし、「駐日大使召還」「日本文化開放中止」などと
強硬姿勢をあおっているマスコミなど世論への配慮から今後、
ニホンちゃん執筆者、絵描きさんに対し一定の注文はつけていくものとみられる。